Rider Hide の No Guts, No Glory

マイペースな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りのOver還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

最近読んだ本

吉田 戦車(著)『吉田自転車』(講談社文庫) 読了

今年の10作品目 この本は先日、ベスパで伺った『はるのうた喫茶店』で購入した古本です。 正直言って、作者の吉田戦車さんは知らなかったんですが m(_ _)m 、この表紙の絵も面白いし、自転車というキーワードにピン!ときて購入(笑) はるのうた喫茶店のオ…

藤山 素心 (著)『はい、総務部クリニック課です。 私は私でいいですか?』(光文社文庫) 読了

今年の9作品目 本書は先日書いた『はい、総務部クリニック課です。』の続編です。 最初にこの作品を書店の平積みで見つけて買おうとしたとき、シリーズ本の2作品目と気づいてちゃんと順番通り読もうと思って、まずは1作品目を読んだら予想通り?面白かっ…

長月 天音 (著)『ほどなく、お別れです』(小学館文庫)読了

今年の7作品目 先日、記録として載せた『はい、総務部クリニック課です。』とあわせて購入した本です。 長月さんの作品は初めてですが、いつもながらに書店の平積みで見かけて気になってので購入した。 主人公の清水美空は大学生でなかなか就職先が見つから…

藤山 素心 (著)『はい、総務部クリニック課です。』(光文社文庫) 読了

今年の7作品目 今年の読書ペースは出だしはまずまず良かった気がするがやっと7作品目ってことはここへ来て早くもスローダウンしたか?(^^; 書店の平積みで「はい、総務部クリニック課です。 私は私でいいですか? 」というのを見かけ、面白そうなので買お…

湊 かなえ (著)『カケラ』(集英社文庫)読了

今年の6作品目 湊かなえさんの作品はこれで何冊目だろう? なぜか見つけると買ってしまう?(笑) まぁ、それはさておき、今回の作品は・・・なんとか最後まで読み終えたがなかなか入り込めずに苦労した。 正直言って、私にとってはちょっと(かなり?)期待外…

集英社文庫編集部編『短編宝箱』(集英社文庫)読了

今年の5作品目 集英社文庫の短編集は以前にも読んでいるので書店で見かけるとつい?買ってしまう(笑) 様々なジャンルが入っていて、よく読んでいる作家さんだけではなく、あまり知らない作家さんの作品もあるので、今後読んでみたい作家さんを見つける参…

有川 ひろ (著)『イマジン?』(幻冬舎文庫)読了

今年の4作品目 購入したのを忘れていた訳では無いが、昨年の10月頃に購入したまま本棚に残っていた・・・。 一般的にはそれを「忘れていた」と言うかも知れんが、あとから買った本を先に読むことにしただけ。と言うことにしておこう(笑) おっと、そんなこと…

貫井 徳郎(著)『慟哭』(創元推理文庫) 読了

今年の3作品目 この本は妻が読んでいた古本ですが「面白かったから読んでみたら?」と回ってきました(^^; 昨年の9月にも貫井さんの『乱反射』が回ってきましたけどね。 貫井さんの作品はいくつか読んでいますが、この作品がデビュー作だったんですね。 文…

朔 立木 (著)『死亡推定時刻 』(光文社文庫) 読了

今年の2作品目 この本も昨年の仕事納めの日に書店で次は何を読もうかと探し、帯の背の部分に「冤罪ドラマの最高傑作!」という文字に惹かれて購入。 2004年に出版されているが内容に古さを感じさせず、テンポよく進んで短期間で読み終えた。 叩けば埃が出そ…

滝沢 秀一 (著)『このゴミは収集できません』(角川文庫) 読了

今年の1作品目 年明けからの通勤電車内で読む本を仕入れようと昨年の仕事納めの日に書店へ立ち寄ってなにやら面白そうなタイトルの本を見つけて購入しました。 正月早々ゴミの話から始めるの?なんて突込みはなしです。人間生きている限り、正月であろうが…

2022年の総括

今年も残すところ7時間あまり。いつものように今年の総括しておこうか(笑) まずはバイクから。R1200GSで行ったツーリングはわずか10回で年間走行距離は2,753 kmでした。 年々、距離が減っていってる気がする? お泊まりツーリングは「しまなみ海道」と「…

小林 紀晴(著)『写真はわからない』(光文社新書)読了

これは小説などではないので読書と言えるか否か悩むところだが、せっかく昨日、仕事納めの帰りので電車で読み終えたのだから今年の21作品目として記録に残しておこう(^^; 本書は書店で平積みではなく、棚に一冊しかなかったが気になるタイトルの本を偶然見か…

吉村 昭(著)『闇を裂く道』(文集文庫) 読了

今年の20作品目 今年もなんとか20作品に到達した。 この本も先日、記録に残した「黒バイ捜査隊」、「遊園地へ行こう!」と共にブックオフで見つけて購入したものです。 自分も土木屋の一人なので黒部川第三発電所建設に必要なトンネル工事を舞台にした『高熱…

真保 裕一(著)『遊園地に行こう! 』(講談社文庫) 読了

今年の19作品目 この作品も先日読み終えた「黒バイ捜査隊」と一緒にブックオフで購入してきた古本です。 真保裕一さんの「行こう!シリーズ」の一つです。 私はこのシリーズの中では「ローカル線で行こう!」と「デパートへ行こう!」を読んでいるのでこれが…

松嶋智左(著)『黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良』(祥伝社文庫)読了

今年の18作品目 年末が見えてきて20作品超えを目指して追い込んでいる訳ではなく、このところ作品の中に入っていけそうなのが続いているだけです。 この作品は読み終えた文庫本がかなり溜まってしまい、置き場所がなくなったので先日ブックオフへ持って行っ…

新田 次郎(著)『ある町の高い煙突』(文春文庫) 読了

今年の17作品目 この本も先に書いた『気分はおすわりの日』と同じく、9/24にVespaででかけた際にお茶も飲める古本屋さんで見つけた1冊です。 新田次郎さんの作品を読むのは『劒岳<点の記>』以来のようなので実に10年以上ぶりだ。 さて、本書ですが明治か…

伊勢 英子 (著)『気分はおすわりの日』 (中公文庫) 読了

今年の16作品目 これは9/24にVespaででかけた際にお茶も飲める古本屋さんで見つけた表紙の可愛い1冊。 そのお店は沢山ある古本をコーヒーを飲みながら試し読みができて、購入せずにそのまま棚に戻しても構わないし、そのまま読み続けたいと思って購入しても…

湊 かなえ(著)『落日』(ハルキ文庫)読了

今年も残り約2ヶ月だというのに、やっとこさ15作品目(^^; まぁ、それは横に置いとくか。 書店で平積みされていて帯に書かれた「令和最高の衝撃&感動のミステリー長編」が目について、これもイヤミスかな?なんて思いながら購入。 なんだかんだ言いながら湊…

櫛木 理宇(著)『死刑にいたる病』 (ハヤカワ文庫) 読了

今年の14作品目 櫛木さんの作品を読むのは初めてだと思うが、書店の平積みで見かけて、なんとなく気になるタイトルだったので手に取り、背表紙に書かれたあらすじを読んで購入しました。 既に今年の5月に映画が上映されたらしいが見てない。と言うか、知ら…

貫井 徳郎 (著)『乱反射』(朝日文庫) 読了

今年の13作品目 古本が続いていますが、この本は妻から「これ、面白いから読んでみたら?」とまわって来た本です。 貫井さんの作品は以前にも何冊か読んでいるが、一番最近読んだのは2019年に読んだ『被害者は誰?』で、奇しくも妻から「これ面白いよ」とま…

沢木 耕太郎  (著)『旅の窓』 (幻冬舎文庫)読了

今年の12作品目 このところ読み終えた本の記録として続いていますが、これが「まがりなりにも古本市」で購入した最後の1冊です。 今月初めに上高地へ行ったときにも持参し、宿のカフェで初日の雨が降っている窓際に座って少し読んだりしていました。 その後…

わかぎ ゑふ (著)『大阪の神々』(集英社文庫) 読了

今年の11作品目。本当に今年は本を読むのが遅い? それはさておき、この本も地元の『まがり書房』で開催されていた「まがりなりにも古本市」でなにやら面白そうなタイトルに惹かれて買ってきた本です。 私は岐阜県出身者なので根っからの大阪人ではないし、…

佐野 洋子(著)『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫) 読了

やっとこさ今年の10作品目(^^; 本書も先日記事に残した「あなたの人生、片付けます」と同じく、地元の『まがり書房』で開催されていた「まがりなりにも古本市」でタイトルに惹かれて買ってきた本です。 佐野洋子さんといえば「100万回生きたねこ」という絵本…

垣谷 美雨(著)『あなたの人生、片付けます』(双葉文庫) 読了

今年の9作品目 本書は先日地元にある『まがり書房』で開催されていた「まがりなりにも古本市」で見つけてきた本です。 垣谷さんの作品は『老後の資金がありません』、『夫の墓には入りません』、『うちの子が結婚しないので』 を読んで面白かったので、きっ…

道尾 秀介(著)『カエルの小指』(講談社文庫) 読了

今年の8作品目 なぜか道尾秀介さんの作品が3冊続いています(^^; 本作品はご存じの方も多いのでしょうが、4月末の記録に残した『カラスの親指』の続編で、これはどうしても読まねば。と思って購入したものです。 ストーリーは「カラスの親指」から十年以上…

道尾 秀介 (著)『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫)読了

やっと、今年の7作品目。 読み終えて既に3週間位は経過していると思うが、いろいろと忙しくて?記録に残すのが遅れていました(^^; 4月末にアップした「カラスの親指」 読了記録にくるくさんから『咲かない夏を読み終えた後の衝撃は忘れられません』とコメ…

道尾 秀介 (著)『カラスの親指』(講談社文庫) 読了

今年の6作品目 今年は緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も一旦?解除されているので、5/2と5/6を休暇にして怒涛の10連休にしたんですが、いきなりの強い雨で出鼻をくじかれて家から一歩たりとも出る気にならなかったので通勤途中に読んでいた本の続きが気…

湊 かなえ(著) 『往復書簡』(幻冬舎文庫) 読了

やっと今年の5作品目だが、既に読み終えて2週間以上経ってしまった(^^; 「往復書簡」によって登場人物の過去が明らかになっていく短編集なんですが、“書簡”って・・・なんとなく硬い言い回しだなぁ(笑) 「十年後の卒業文集」のラストはなんとなく予想できた…

真保 裕一(著)『デパートへ行こう!』 (講談社文庫) 読了

今年の4作品目。 年々読むペースがダウンしているようだが、自分にとって面白い本が減ったんだろうか? まぁ、そんなことはあまり気にせず「マイペースで読んで行こう!」・・・しれっと本書のタイトルに繋いでます(笑) ちなみにこの本は妻が古本で入手して…

横山 秀夫(著)『ノースライト』(新潮文庫) 読了

やっと今年の3冊目です。 横山さんの作品を読むのは久しぶりだと思うが『震度0』、『64』、『クライマーズ・ハイ』、『出口のない海』などを読んでいてどれも良かったので、書店の平積みで帯に書かれた「横山作品史上、最も美しい謎」と書かれていた本書を…