Rider Hide の No Guts, No Glory

自由気ままな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りの還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

櫛木 理宇(著)『死刑にいたる病』 (ハヤカワ文庫) 読了

今年の14作品目 櫛木さんの作品を読むのは初めてだと思うが、書店の平積みで見かけて、なんとなく気になるタイトルだったので手に取り、背表紙に書かれたあらすじを読んで購入しました。 既に今年の5月に映画が上映されたらしいが見てない。と言うか、知らなかったのが正しいか(^^;

少しネタバレになるが、24件の殺人容疑で逮捕され、その内9件が警察で立件されて死刑判決の下った連続殺人鬼である榛村 大和から、大学生である筧井 雅也に「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」といった内容の手紙が届く。

殺人鬼は地元では人気のベーカリーショップの店主で、雅也はその殺人鬼から、小・中学生の頃「まーくん」と呼ばれるくらいに通っていた。高校入学で地元を離れた以降、ずっと会っていなかったにもかかわらず、そんな手紙が届いたのであった。

雅也は結局、事件を調査し始めてのめり込んで行き、性格や生い立ち、家族設定などを踏まえて残酷な真実が読者にもわかってくるが、最後の一件は榛村が言う通り本当に冤罪と言えるのか? もし、そうなら誰を犯人と言うだろうのか?

これはもちろん小説であって実話ではないものの、すっかり忘れていたが、実在したシリアルキラーとも言える「大久保 清」、「勝田 清孝」らの名前が出てきて、榛村大和の異常性を深めているんだろうが、若い人で知っている人は少ないのでは?

映画はどうだったんだろう。ちょっと気になるのでWOWOWとかでやったら見てみようかな。(忘れて見逃す可能性が高いが)