Rider Hide の No Guts, No Glory

マイペースな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、Tern Surge Pro、Tern Verge D9乗りのOver還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

最近読んだ本

『夜明けのカルテ 医師作家アンソロジー』 (新潮文庫) 読了

今年の24作品目 この本は引っ越し前に読み終えていたのですがバタバタしていてアップしていなかった。 既にひと月くらい経過していて内容を忘れつつある(^^; 9作品が収録されていて作家さんは全員が医師です。 ほとんど読んだことない作家さんだったがお医…

福田 和代 (著)『ディープフェイク』(PHP研究所) 読了

今年の23作品目 これも先の記録に載せた『罪と祈り』を図書館へ返しに行った時に借りた本です。 福田さんの作品を読むのは初めてだと思うが、まだ最近(2021年)の出版で内容もAIによる画像合成技術を使ったものが出てくるようなので話題としてはまだ陳腐化…

貫井 徳郎(著)『罪と祈り』(実業之日本社文庫) 読了

今年の22作品目 一つ前に読んだ「定年待合室」を図書館へ返しに行った時に何か読みたい本があれば良いんだが・・・と本棚を眺め回ったらまだ読んだことのない貫井さんの作品があったので借りてみた。文庫なので手軽だし(^^; さて、多少ネタばらしとなるが本書は…

江波戸 哲夫(著)『定年待合室』(潮出版社) 読了

今年の21作品目 読む本が無くなったのでとりあえず、地元の図書館を見に行って借りてきた本です。 江波戸さんの作品を読むのは初めてですがエアコンの効いた図書館なんだからタイトルだけでパッと選ばずに半日くらい居座ってある程度読んでから借りればいい…

貫井 徳郎(著)『プリズム』(創元推理文庫) 読了

今年の20作品目 この本は妻が購入した古本で「面白かったから、読んでみたら?」と私のところへ回ってきました。 貫井さんの作品は自分でも購入して色々と読んでいるが、妻から回ってくるパターンが多い? このブログの記録で検索したら『被害者は誰? 』、…

増山 実(著)『今夜、喫茶マチカネで』(集英社) 読了

今年の19作品目 今回は珍しく文庫本ではなく先月出版されたばっかりの単行本ですが、是非とも読んでみたいと思って購入しました。 なぜ、読みたかったのか・・・というと、我が地元で一番良く使う駅である阪急宝塚線「石橋駅」(現在は石橋阪大前駅)付近が舞台…

原田 ひ香 (著)『ギリギリ』(角川文庫) 読了

今年の18作品目 先日読み終えた「ざんねんなスパイ」といっしょに買ってきた本です。 以前に読んだことのある原田さんの作品は『ランチ酒』と『三千円の使いかた』のほか『ほろよい読書』の中にも短編がひとつ入っていたな。 今回の作品はそれらとはまたちょ…

一條 次郎(著)『ざんねんなスパイ』(新潮文庫) 読了

今年の17作品目 手持ちの本が無くなったので暑い中、出かけたついでに書店に寄ってなにか面白そうな本がないかな?と思いながらカバーの絵が気になって(^^; 購入した本です。 カバーの絵に釣られて買ったのか?って言われると困るのでもう少し補足をしておく…

浅利 佳一郎 (著)『桜前線殺人事件』(光文社文庫) 読了

今年の16作品目 『すたこらさっさっさ』を読み終えて新しい本を仕入れねば・・・と思いながら本棚を整理していたら、以前に買ったまま読んでいない古本が見つかった。 25年以上前になる1997年の初版本だが、いつ頃買ったのだろう。 まさか読んだことすら忘れて…

松宮 宏 (著)『すたこらさっさっさ』(徳間文庫) 読了

今年の15作品目 手持ちの本が無くなったので新しい本を探そうか・・・と思い、先日出かけたついでに「夏の文庫フェア」の時期だから梅田の紀伊國屋書店へ寄ってみた。 松宮さんの作品は今まで読んだ記憶がないが、書店の入口付近にも文庫本のエリアにもこのサイ…

集英社文庫編集部編『短編伝説 旅路はるか』(集英社文庫) 読了

今年の14作品目 以前にも「集英社文庫編集部編」の短編〇〇を読んでいて、まずまず楽しめるので今回もゲットした。 この短編集はちょっとした時間の隙があれば読める上に、仮に数日間読む時間が取れなくても「あれ、どんな話だったっけ?」数ページ遡らない…

恩田 陸 (著)『スキマワラシ』(集英社文庫) 読了

今年の13作品目 読み終えて既に2周間近く経ってしまったが、記録として残しておこう。 恩田さんの作品が続くが、これもブックオフで見つけて「座敷わらし」は聞いたことがあるが「スキマワラシ」とはなんだ?・・・って思い、ついつい買ってしまったものです。…

恩田 陸(著)『ドミノin上海』 (角川文庫) 読了

今年の12作品目 恩田さんの作品を読むのは超久しぶり。 以前に読んだのは・・・えぇ~っと何という作品だったけ?と思い出せないくらい前だな(^^; そのせいか、恩田さんってこういう作風のものを書くんでしたっけ?って感じで読んでました(笑) やや厚めの本で…

矢崎 存美 (著)『刑事ぶたぶた』 (徳間文庫) 読了

今年の11作品目 今回も以前にブックオフで購入した本ですが、ご存知、矢崎さんの「ぶたぶたシリーズ」のひとつです。 連作短編の形になっていましたが、赤ちゃん誘拐事件がメインで話が展開している。 前半は何となくしっくり来なかった状態で読み進めました…

知念 実希人(著)『十字架のカルテ』(文春文庫)読了

今年の10作品目 9作品目からちょっと時間が空いてしまったな。 なぜ、時間が空いたのか?というと全く違うジャンルの本を読み始めてはいたんですが・・・なかなか没入できずに遅々としてページが進まず暫し放置してました。 時折、ページを開いたがこのままで…

伊藤 礼 (著)『こぐこぐ自転車』(平凡社) 読了

今年の9作品目 先日ベスパで行った「土かべ文庫」で珈琲を飲みながら最初の辺りを読んでみて面白そうと思って購入した古本です。どうしても自転車やバイクが関係すると読みたいってパターンが多い?(笑) 作者の伊藤さんは長らく勤めた学校の定年が間近に…

知念 実希人(著)『祈りのカルテ』(角川文庫) 読了

今年の8作品目 もう何冊も読んでいる知念さんの作品ですが先日ブックオフで購入した古本です(^^; 主人公は大学附属病院の研修医「諏訪野良太」で心療内科、外科、小児科、循環器内科など様々な科を回っているが、患者さんの心の奥深いところを読みながら各…

竹内 真(著)『カレーライフ』(集英社)読了

今年の7作品目 この本も5作品目として記録に残した「シャッター通りの死にぞこない」と同じでベスパで立ち寄った「土かべ文庫」で見かけて、最初の数ページをパラパラ眺めて読んでみたいという気がして購入した古本です。 分厚い単行本で460ページの上下二…

山本 甲士(著)『迷犬マジック2』(双葉文庫) 読了

今年の6作品目 これは先日、記録として載せた『ぶたぶたの本屋さん』と同じくブックオフで見つけて購入した古本です。 2021年の12月に読んだ『迷犬マジック』の続編ですが前作を読んでいなくてもすんなりと入って行ける内容なので大丈夫です。 今回も4話の…

福澤 徹三(著) 『シャッター通りの死にぞこない』(双葉社)読了

今年の5作品目 珍しく?文庫本ではなく単行本ですが、先日ベスパで立ち寄った「土かべ文庫」で見かけて、残されていた帯に「3ページに1回は腹筋が痛くなるハイテンションコメディ」とあり、話半分としても面白いかな?と思って購入した古本です。 福澤さ…

矢崎 存美 (著)『ぶたぶたの本屋さん』 (光文社文庫) 読了

今年の4作品目 昨年、矢崎さんの『湯治場のぶたぶた』を読んで面白かったので機会があれば「ぶたぶたシリーズ」を読んでみたいと思っていたところ、先日、ブックオフで見つけて古本を購入しました。 今回のぶたぶたさんは本が読めるカフェスペースがある「…

知念 実希人 (著)『となりのナースエイド』(角川文庫) 読了

今年の3作品目 これは川栄李奈さんが主役のTVドラマを見て医療とミステリーの合体でしかも笑えて面白いなぁ~と思っていたら原作者が知念 実希人さんであると知って先日、書店へ行ったついでに購入したもの。 TVドラマに追いつけ追い越せ・・・って訳では無い…

司馬 遼太郎(著)『新装版 軍師二人』(講談社文庫) 読了

今年の2作品目 これは市内の古本屋にブラっと入って見つけ、2008年11月27日の第8刷発行となっているがジャンル的には歴史モノなので16年近く経過していることは気にせず購入。 関ヶ原の戦い前後におけるの有名・無名?の武士などを主人公にした8編からな…

潮谷 験 (著)『スイッチ 悪意の実験』 (講談社文庫) 読了

早いもので今年も既に25日が過ぎてしまったというのに読書の方はやっと1作品目である。 潮谷さんの作品を読むのは初めてですが、以前に書店の平積みされているのを手に取って、カバーの裏表紙に書かれた『大学生の箱川小雪は友人たちと1ヶ月、何もしなくて…

坂木 司 (著)『アンと青春』(光文社文庫) 読了

今年の1作品目 昨年読んだ本は29作品でしたが今年はどうかなぁ~ ある意味、読む時間が減るかも知れんな。 それはさておき、本書は昨年の最後に読み終えた「本日のメニューは。」と同じく、高槻にあった古本も売っているカフェで見つけた本です。 言わずと…

行成 薫 (著)『本日のメニューは。』 (集英社文庫) 読了

今年の29作品目 先日、28作品目の記録を残した時に、もう年内に新しい作品を読み終えることはないだろうと思っていたが、読み終えてしまった。 こうなると30作品を目指したいところだが、さすがにもう時間がないな(^^; さて、本書ですが、最近増えてきたのか…

真保 裕一 (著)『おまえの罪を自白しろ』(文春文庫) 読了

今年の28作品目 さすがにこれで今年は終わりかなぁ~(そんなことばっかり書いてる気がしないでもないが・・・) それはさておき本書は以前から気になっていて先日購入したものです。 真保さんの作品はまだブログなんてものがない時代に代表作と言える『ホワイ…

椹野 道流 (著)『最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ 』(角川文庫)  読了

今年の27作品目 年末までにあと3冊読めば30作品なんだが、まぁ、数多く読めばいいってもんじゃないよな(^^; さて、本書ですが先日、神戸へ所要があって出かけた際にちょっと時間があって古本屋さんを覗き、面白いかな?と何気なく手にとってそのまま購入し…

麻生 幾 (著)『救急患者X』(幻冬舎文庫) 読了

今年の26作品目 思ったよりも早く読み終えてしまった作品が続いたので、先日書店の平積みから最新刊を1冊買ってみましたが、これも早く読み終えてしまった。もっともページ数が少なかったという話もある? 麻生さんの作品は初めて読むと思う。「外事警察」…

つかこうへい(著)『広島に原爆を落とす日』(角川書店)読了

今年の25作品目 この本は先日、ベスパで『つちかべ文庫』へ行った際に何気なく見つけて、この作品に関する予備知識なしに最初の数ページに少し目を通したところで「これは最後まで読んで見たい」と思って購入した古本です(^^; 文庫本なら通勤電車の中では読…