やっと今年の3冊目です。 横山さんの作品を読むのは久しぶりだと思うが『震度0』、『64』、『クライマーズ・ハイ』、『出口のない海』などを読んでいてどれも良かったので、書店の平積みで帯に書かれた「横山作品史上、最も美しい謎」と書かれていた本書を見て迷わず購入しました。
しかしながら、序盤~中盤まではなかなか物語の中に入り込めなかったため、読み終わるまで時間がかかりました。
正直言って、これは久しぶりに最後まで読めずに途中で挫折する作品の一つになるのかな?と思ったほど(^^;
終盤に向かって色々とわかってきて、ラストは一気に読み切れました。もっとドキドキするミステリーが読みたかったんですが「最も美しい謎」と書かれた意味からすれば、ドキドキするようなものではなくて正解なんだ。
これは映像されたらもっとわかりやすいだろうなぁ~と思って調べたら、NHKでドラマ化されていたんですね。知らなかった(笑)