今年の12作品目 恩田さんの作品を読むのは超久しぶり。 以前に読んだのは・・・えぇ~っと何という作品だったけ?と思い出せないくらい前だな(^^;
そのせいか、恩田さんってこういう作風のものを書くんでしたっけ?って感じで読んでました(笑)
やや厚めの本で登場人物(人間だけではなく動物も)が多いし、序盤はそれら様々な人や動物のつながりが見えているようで中々すんなりとは見えてこない。 だからといってそれ自体は苦痛にならず、一体どうなっていくんだ? 主役は誰だ? 全員か?とページが進んだ。
そして、つながりがほぼ見えてきた頃には自分もドミノ倒しに巻き込まれたかのように一気に読み続けてしまった(笑)
真ん中より少し手前で出てできたレッサーパンダ森川が終盤と女性3人が出会うのか?と思っていたが、それは素人が考えるベタな展開なのかな。
本書の前作として東京を舞台とした「ドミノ」があるんですね。機会があれば読んでみたい。