今年の28作品目 さすがにこれで今年は終わりかなぁ～（そんなことばっかり書いてる気がしないでもないが･･･） それはさておき本書は以前から気になっていて先日購入したものです。
真保さんの作品はまだブログなんてものがない時代に代表作と言える『ホワイトアウト』を読んだ以降も何冊か読んでいるが、最後に読んだのは昨年11月に「行こうシリーズ」の「遊園地に行こう! 」なので一年ぶり。
さて、本書ですが衆議院議員の孫娘が誘拐され犯人からはお金ではなく「記者会見で罪を自白しろ」と要求される。
犯人は一体誰なのか？ってのが見えてこないのでストーリーとしては面白いんですが、少し間延びしているように感じてしまったのは偶然にも私が読んでいるタイミングが自民党安倍派などの話と重なって、政治屋って罪を認めず名誉とお金のことしか考えてない連中だなぁ～ってドス黒い駆け引きに嫌気が差していたのかも知れない(^^;
おっと話がズレた。もちろん犯人は最後にわかるのですが・・・う～ん、そういうのもありでしょうが、いきなり無理付けのような気もしてちょっと消化不良気味になった感もあるな。私としてはホワイトアウトを超える作品を期待するのだが(^^;
映画化もされているが、多少違った流れになっているのだろうか？
