Rider Hide の No Guts, No Glory

マイペースな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りのOver還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

芦沢 央 (著)『火のないところに煙は』 (新潮文庫) 読了

今年の14作品目 先日、インスタには載せたが読む本がなくなってきたので仕事帰りに紀伊國屋書店で「夏の文庫100冊フェア」に乗せられてまとめて購入したうちの1冊。

芹沢さんの作品は初めてだと思うが「2019年本屋大賞ノミネート!」や「このミステリーがすごい! 国内編第10位!」等々、評価されているようなので購入してみた。

6話(5話というのが正しい?)からなる怪奇体験の短編小説。全体的にさほど悩まずサクサク?読み進めることは出来たが、1話と2話は良かったというか、面白かったものの3話以降は・・・う~む、すべての話は繋がっているようなんだが、なんだか無理やりって感じもしたな。 

実話がベースになっているのかもしれないが、どちらかと言うと「世にも奇妙な物語」を思い出すようなブラックユーモア的なものとして考えた方が良いかな?