今年の5作品目 知念さんの本にハマっている。と言うほどではないが、面白い作品が多かったから見かけるとつい手を伸ばしてしまう。 普通、それをハマっているというのだ。・・・と言われるかな?(笑)
少しネタバレになりますが、主人公である元刑事の上原真悟は4年前、捜査一課特殊班に所属していた時に発生した女子中学生誘拐事件で身代金を持って犯人の指示に従って走り回らされたが、あと少しのところで女子中学生を助けられなかったことを刑事を辞めた今でも引きずっていた。
その女子中学生誘拐事件で「ゲームマスター」と名乗っていた犯人は自殺したとされていたが、再び女子高生誘拐事件が発生し、その犯人は自ら「ゲームマスター」だと名乗り、身代金の引き渡しに上原を指名して東京中を駆け回らせることになる。
模倣犯なのか、同一犯なのか? 同一犯ならば、自殺した犯人は冤罪だったのか? そして、今回は助けられるのか?
知念さんの作品らしくテンポ良く話は進み、この先、一体どうなるのだろう?とどんどんページが進んでいった。
そして、最後の最後はえぇ〜!?って、ビックリしてしまった。