今年の13作品目 この本もGW以前に職場近くの古本市場で購入してあった本です。
笹沢さんの本は先日『殺意の雨宿り』(祥伝社文庫)を読んだばっかりでしたが、同じ作家さんとは思っていなかった。・・・と言うか、この記録を書き始めるまで「殺意・・・」の作家さんの名前を忘れていました m(_ _)m
さて本書ですが、なにやら不気味な表紙だが、裏表紙のあらすじを見ると、ある事情からジェット機に乗れなくなったパイロットが主人公で、その妻は息子を置いて蒸発してしまったらしいが、女子大生誘拐犯なのかも知れない? 帯の表には「物語のラストはあなたの心をきっと救ってくれる」とあるから、どんな展開なんだろうと読んでいったが・・・
う~む、ジェット機に乗れなくなった理由などもっとミステリーたっぷりで、最後にどんでん返しがあるのかな?と期待したのですが、正直言って、今一つの内容だったな。タイトルも無理矢理っぽいし。
途中、新幹線の中でタバコを吸うシーンがあって、あれ?この本はいつの話なの。って思ったら、これは新装版だったんだね。 あまり詳しく無かったんだが、DC-8のパイロットだったってことは古い話ってことを気づくべきか(^^ゞ
気を取り直して別の本を読もうっと。