今年の21作品目 自分が買った本ではなく、妻から『面白かったから、読んでみたら』と回ってきた古本です。
奥田さんの作品は『家日和』、『我が家の問題』、『我が家のヒミツ』を読んでいるが、これはジャンルが全く違いますね。家シリーズよりも年代が前だから?
それにしても、最初のうち妻が面白いと言っていた意味が今ひとつわからなかったが、上巻の後半に入ってきたら色々な事件や人間関係がわかってきて、知らぬ間にどんどんと読み進んでしまった。
それにしても、ほんのちょっとしたこと?から、人生はドン底まで転落していってしまうと考えると怖い話だ。
タイトルの「邪魔」は、一体誰が誰のことを言っているのか・・・結局のところ自分以外はみんな邪魔なんだろう。アハハ (^^;
九野刑事のお義母さんのことに関しては全く予想できなかった。いくらなんでもちょっと無茶な話だと思うけど小説だからねぇ~(笑)