今年の3作品目 知念さんの作品は『優しい死神の飼い方』、『黒猫の小夜曲』などを読んで面白かったのできっとこの本も面白いだろうと思って購入してみた。・・・このところ読んでいる本と同じく職場近くにある古本市場でゲットしたんですけどね(^^ゞ
帯に「医療サスペンス」って書かれているので、少し暗くて重めの話かな?と思って読み始めたが・・・意外に軽いノリで読めて楽しかった。「一気読み注意!」とも書かれていましたが、残念ながら一気読みしてしまいました(笑)
話の内容は書きませんが、ピエロのマスクを被った籠城犯人もその犯人に撃たれて連れて来られた女性も何か変だよなぁ〜。と読み続けると・・・そうした展開か。タイトルの仮面病棟という意味も分かりました。
本格医療サスペンスを期待する人には向かないだろうが、力まず読めて良いと思いますね。