読み終えた本の記録が続くが、読み終わって時間が経つ前にさっさと載せておこう。
今年の26作品目 書店の平積みで見かけて「へぇ~ 井上ひさしさんがミステリーを書いていたの?」って手にとった。
もうお亡くなりになって10年経っているし、原作は1975年の週間小説への連載とあるから、話としてはかなり古いものだろうが、ミステリーを書かれたというところが気になってつい購入しちゃった(^^;
話の展開はスムーズで、今の時代なら表現的に問題視される箇所も所々にありますが、思っていたほど古さを感じさせずに読みやすかったです。 ただし、本格的なミステリーとしての作品を期待したのはちょと失敗だったかもしれないな (^^;
当時(今も?)の農業問題を踏まえて読むべきかも。 「四捨五入」の意味は、切り捨てられる側の怒りが起こしたってことか。