Rider Hide の No Guts, No Glory

マイペースな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りのOver還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

沢山の「感想シート」をいただき、ありがとうございました。

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 本日の午後、梅田にある歯医者で麻酔を打たれて、口の感覚がおかしいまま「ギャラリー・アビィ」の企画グループ展『ソラリスト●14』へ出展していた作品を引き取りに行ってきました。


 帰宅してから、感想シートを見たら、私にとっては史上最高の枚数の感想をいただきました。その数、なんと11枚 (⌒∇⌒)

 大げさかも知れませんが、私にとっては凄いことです(^^; いやぁ〜本当に嬉しいです。懲りずに続けてきた甲斐がありました。

 お目にかかったことがない方からもいただき、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。m(__)m

 これからも頑張ろうっと。 明日は天気が今ひとつのようなので、自転車は止めておき、カメラを持ってブラブラしようかな。・・・ほんま、単純なやっちゃ(笑)

 

榎田 ユウリ(著)『ここで死神から残念なお知らせです。』(新潮文庫nex)読了

f:id:Rider_Hide:20190116190125j:plain 今年の3作品目。 昨年末に職場の近くにある古本屋で数冊購入した文庫本のひとつなんですが、面白そうなタイトルに惹かれて購入。 榎田さんの作品を読むのは初めてです。

 主人公は死神でありながら、イケメンで全く死神っぽくない黄泉・・・じゃなく“余見”なのか?と思いきや、売れっ子漫画家になることを夢見ているが、実際には漫画を描くこともなく妄想ばかりしている引きこもりのニートで、子どもの頃から“死神”と呼ばれ、みんなから虐められ、アパートの隣に住む親子にも“キショ”って言われる(ってメチャ可哀想な)梶くんなんだよね。・・・死神の余見にもボロクソ言われて、ホント可哀想だった。

 ネタバレにならない程度に内容に触れておこうか。 死んだ人が暫くの間は動けるっていう設定はちょっと違和感があるが話の流れとしては面白かった。 主人公の梶はちゃんと生きてるのか?と途中で疑問に思ったら・・・やっぱり(^^;

 時々、余見が言う人間を客観的に見た言葉にはズキッとくることもあるが、それが人間なんだよなぁ〜って思うな(^^;

 終盤、死神・・・じゃなかった主人公の梶が、隣に住む憎たらしい子どもに対しての行動は人間として立派だと思う。
 そして、終わったのかと思ったら、シーンが突然、病室に移って・・・なるほど、こういう展開になるのか。私はこうした流れも良いと思うな。

 そして、ラストシーンは・・・まぁ、読んでみて下さい(^^;





GS君で走り初め

 三連休の最終日、“ひよこちゃん”を着て自転車で走るつもりだったんですが、昨日に引き続いて、風もなくて寒さが少し和らぎそうな予報だったから、これはGSで走り初めしなくちゃ勿体ない?って考えてツーリングに出かけることにした。
 もっとも、この時期はまだまだ寒いってことでタンデマーさんは乗ってくれず、ソロツーリングですが(笑)


 毎年、冬に行ってる室津方面への牡蠣の買い出しも考えたが、来月くらいまで待った方が身がもっとデカくなるかなぁ~?と考えて、本日は南下することにした。
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 妻から、GS君で道の駅に寄るなら、“白菜”、“キャベツ”そして“みかん”を買ってきて。と頼まれたので、京名和道の「かつらぎ西」で買おうと思っていましたが、明日まで「紀北かつらぎIC」から「紀の川IC」までが工事による通行止めになっていて、道の駅も休みらしい。

 いつもなら、ついつい阪和道を和歌山JCTまで走って、京名和道へ入るのだが「そう言えば、R480はトンネルが開通して便利になっていたんだ!」ということを思い出して、岸和田和泉ICで下りて道の駅「くしがきの里」へ立ち寄ることにした。 

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 妻からのリクエストされた品物をゲットして、ミッションは早々完了したので、一息入れてランチへ向かいます。
 
 目指すは昨年の秋というか、初冬にタンデムツーリングで初めて入った五條の『Cafeスプーン』へ。

 前回は日曜日でしたが、駐車スペースは空いていたのに今日はほぼ満車状態。 もしかして店内も満席?って思いながら、GSに跨がったまま、窓から中を見ると少し空いてそうだったので、なんとかGSを駐めて店の中へ。 

 ちゃんと座れました。日差しタップリの窓際の席だったので、冬用のバイクウエアでは暑い・暑い(笑)

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 何を食べようか悩んだが、今回は“ヘレカツセット”を注文。 日当たりが良すぎるので、自分の体で影を作って撮影しなくちゃ(^^; 
 もちろん、スープも付いてますが写真は省略。ドリンクは暑いのでアイスコーヒーですね。

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 お腹も膨れたので、帰ります。 右の写真は帰る時に撮ったので、駐車スペースも空いてます(^^;

 15時過ぎに帰宅。冬のツーリングはこれくらいに帰ってくるののが良いね。

 本日の走行距離:約187km


写真展『ソラリスト●14』が終了しました。ありがとうございました。

 昨日(1/13)大阪南船場にあります「ギャラリー・アビィ」における企画グループ展『ソラリスト●14』が終了しました。 

 私はこのような写真を出展しておりました。 今年はできる限り、終わったら、拙作ブログに展示写真を記録に残しておこうと思います。

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 新年早々、お忙しいところ足を運んでいただいた皆様ありがとうございました。

 今年も懲りずに色々なテーマに参加できれば・・・。と思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

Tern Surge PROのリムテープ交換

 昨日の記事になりますが、例によって備忘録として記録を残しておく。

 先日、Tern Surge PROで大野山へ走ったとき、自宅まで残り10kmほどのところでリアタイヤがパンクし、その場はとりあえずチューブ交換して帰って来たが、パンク原因は釘やガラスなどを踏んだわけではなく、チューブのホイール側がスポークの位置で凸になってパンクしていたので、リムテープが貼ってないのか?って思い、ちゃんとしたテープを貼ることにした。


 まずはホイールを外す・・・ってところでパンクした時に気になったもうひとつの問題を確認。
 やっぱり、このタイヤサイズ(28mm)では空気が入ったままではブレーキキャリパーのクイックリリースレバーを解放しても、ブレーキシューにタイヤが当たってホイールは外せないようだ。
 今後、輪行するなら、もっと細いタイヤに交換する必要があるな。


 さて、本題ですが、リムテープはちゃんと貼ってありました。・・・って、それはいくら何でも当然か(笑)

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交換前写真です

 パンクした時にじっくり見なかったが、この黄色いのがリムテープだったのか(何だと思っていたんだ?) それはさておき、スポークの位置は驚くほど凹んでいる。
 適正空気圧にしていたはずなんだが、このリムテープのメーカーは不明だが、柔らかすぎなんだろうか?

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 今回はパナレーサーリムテープです。 ミニベロ用は在庫がない店ばかりだったので、結局Amazonで購入したのです。

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交換後の写真です

 透明で綺麗です。しかも、ロゴがあってカッコイイ。と言ってもタイヤをはめたら見えないが。 黄色いテープよりは少し強そうな気がする。あくまで気がするだけですが(笑)

 CARRERA NITLO SLやGIOS PANTOのリムテープは定期交換してなかったが、大した値段じゃないから、時々交換してパンク予防しなくちゃダメかな?

 PANTOに至っては一度も換えたことがなかったけどなぁ〜 (^^;

北 康利(著)『胆斗の人 太田垣 士郎 黒四(クロヨン)で龍になった男』(文藝春秋)読了

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 今年の2作品目。 これは先日購入した本で、仕事から帰って夕食後に少しずつ読んでいたら、もっと日数が要っただろうが、今週の中頃に北陸(もちろん、黒部川へも)出張のお伴として持参し、電車の中で読みだしたら、眠くもならずにページが進んでいって、自宅で読んだのはほんの僅かだった(笑)
 文庫本じゃないので、出張に持って行くか悩んだが、結果としては持って行って正解だったか。

 北さんの作品を読むのは初めてだったかな?と思ったが、調べたら10年近く前に『白洲次郎 占領を背負った男』を読んでいた。 「白洲次郎・・・」の作品もどんどんページ進んだ記憶がある。 やっぱり、よく大河ドラマで扱われる戦国時代や幕末の話よりも、近代日本の激動期の方が私にはあってるのかも知れない。

 さて、本書に話を戻そう。黒四(クロヨン)を知っている人はそれなりにいると思う(もし、知らなくても写真などを見れば、あぁこれのことね。って言うだろう)が、「太田垣 士郎」という人物を知っている人は、今の日本人でどれくらいいるだろう。

 本書に多くの偉人が出てくるが、きっと、“経営の神様”と呼ばれる「松下 幸之助」の方が知られているだろうし、現在の阪急グループを作った「小林 一三」も知っている人は、それなりに多いかもしれない。 白洲次郎は? “電力の鬼”と呼ばれた「松永 安左エ門」はどうだろう? 今となっては、その業界関係者しか知らないか? 
 もちろん、本を探せば多いんだが、そう言えば、「松下 幸之助」は言うまでもなく、「白洲 次郎」、「小林 一三」、「松永 安左エ門」も以前、TVドラマでやっていたが、「太田垣 士郎」のドラマは・・・?
 映画「黒部の太陽」で・・・って言われても、主役じゃないしね。 もっとも、主役になりたい人ではないんだろうが。

 私も一応、業界関係者だった?ので、太田垣さんが現在の阪急電鉄社長から関西電力の初代社長として来られたことは知っていたものの、阪急の社長になるまでの足跡はほとんど知らなかった。
 知っていたのは、城崎温泉が故郷であることくらいか(^^; それもコウノトリチャレンジライドなどで城崎温泉へ何度か行くようになってからなので、まだ、つい最近のことか。 敬意を払って、来年行ったときには久しぶりにロープウェイに乗ってみようかな(笑)

 関電社長になってからの話は、残されている名言『経営者が十割の自信を持って・・・そんなの仕事のうちに入らない・・・』など、知っているところはいくつかあったが、これほど先見性があって、そして関西のためのみならず日本の復興のためにブレない信念を持った凄い経営者だったんだ。と改めて感動した。
 常に現場を重視して『執着心を捨て、不動心を持て!』、『怒らず焦らず恐れず』か。私には無理かな。一度、禅寺にこもって修行してみるか(笑)

 もし、初代関電社長が違う人になっていたら、どうなっていたのか・・・。それは、神のみぞ知る世界だから止めておこう。 それと、近年、政治家も財界も本書に出てくるほどの人物は・・・って話も止めておこう。

 話がちょっと変わりますが、「小林 一三」の言葉も良いものが載ってますね。『下足番を命じられたら日本一の下足番になってみよ。誰もその男を・・・』とか『百歩先の見えるものは・・・、五十歩先の見えるものは・・・。十歩先の見えるものが・・・で、現在を見えぬものは落伍者である』
 う〜む、せめて3歩くらい先を見ていきたいものだ。 そうしないと、すっ転ぶかも知れないし(笑)
(途中の言葉は・・・で消してますので、気になったら読んでみて下さい (^^ゞ )

 もっと色々と書きたいことはあるが、長くなってしまうので、個人的に関わりの多かった「丸山ダム」や「殿山ダム」の話も出てきたことも嬉しかった(もっとも、黒部ダムの話には必要だよね)ということで終わろうか。
 
P.S. 久しぶりに『黒部の太陽』、『高熱隧道』を本棚から持ってきて読んでみたくなってしまった。


ど派手なチキンラーメンの“ひよこちゃん”ウエア(笑)

さて、質問です。これは何でしょう? 分かった人は手を上げて(笑)
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 チキンラーメンのキャラクター“ひよこちゃん”ってのは、分かると思いますが、実はど派手なサイクルウエアなんです。 ウインターシールドジャケットなので、この時期用です。

 それでは、全体をご覧下さい。

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 前面には、ひよこちゃんが一杯いて、背面には、大きなひよこちゃん1人?です。 フロントの両サイドに外気を取り入れるファスナーがあるので、走り込んで体が熱くなったときには良いかもしれない。

 ちょっと恥ずかしいが、これならかなり目立って安全では? だって、冬用のウエアで売っているのは黒っぽいのが多い気がするし・・・、と思って購入しました。それに、チキンラーメンの地元である池田市民ですしね。

 それにしても、これ着てTern Surge Proに乗ったら、黄色だらけだ(^^ゞ


 夏用のクレイジーなウエアは下の写真のがあるので、冬用にもクレイジーなウエアが欲しかったしね(笑)

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  夏も冬も走っていたら、笑われているかも知れんな (^^;

 

歯の痛みの原因推定

 昨年末から、熱いものを飲んだり食べたりしたら、第二小臼歯あたりに滲みるような痛みを感じた。

 そこで、一旦、いつも定期検診を受けている歯医者へ行ったのですが、かなり昔に虫歯になって神経を抜いてある歯であるし、ピンセット?でコンコンと叩いても痛みはなかったので、少し噛み合わせ悪くなっているのと、前歯の歯肉がちょっと下がっているから滲みるのでは?と言うことで、噛み合わせ調整とちょと薬を塗って、しばらく様子を見て下さい。と言われた。

 確かに噛んだときの痛みはなくなったが、やっぱり熱いものを飲んだりすると滲みるなぁ〜って思っていた。

 そして最近、滲みるような痛みが発生する頻度が増えてきたような気がするので、ネットで調べてみたところ『根尖性歯周炎』が一番ピッタリくるな。

 

 今週末に再度歯医者の予約したが、これを疑わなかったドクターは大丈夫なんだろうか? 

 

北 康利(著)『胆斗の人 太田垣 士郎 黒四(クロヨン)で龍になった男』購入

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 本を読む前に、紹介するのは初めてだと思うが、読み終わるまで少し時間が掛かるかも知れないので、念のため書いておくことにする。
 
 本日、外出したついでに紀伊國屋書店で購入してきた本です。

 毎回読むことは出来なかったが、職場にあった電気新聞にも連載されていたし、一応は関係者なので?読まなくても知っているところもあるだろうが、先日、新聞だったかネットだったか忘れたがこの本を見かけて、やっぱり読みたくなった。

 通勤電車の中で読む文庫本は、年末に古本屋で5冊ほど購入したものがあるので、これは家で読むことにしよう。 帰宅後、PC立ち上げてSNSを見たり、ネットを彷徨うよりも立派な時間つぶしだし(笑)

 

江坂 遊(選)『30の神品 ショートショート傑作選』(扶桑社文庫) 読了

f:id:Rider_Hide:20190106192221j:plain この本は勤務先近くの古本屋で見つけたもので、昨年末から読み始めて年末までに読破しようと頑張っていた?のですが、残念ながら年を越してしまったので、今年の1作品目として記録しておく。

 この本は短編ではあるが30作品あるんだから、いきなり30作品の読了・・・ってダメだよね(笑)

 この本は先にも書きましたが、江坂さんが厳選した国内外の30のショートショート傑作選で、私が生まれる前の作品も多く掲載されています。
 外国人作家さんの本は、私の読解力が付いて行けずに途中で投げ出してしまうこともたまにあるのですが、短編はそんな心配も無いし (^^ゞ

 ブラックユーモア系が多いかも知れませんが、短い中でオチがあるので、すぐにニヤリしちゃいます。 いずれの作品も面白いが、全作品に感想を書くわけにはいかないから、個人的に3作品を厳選すると・・・

 和田 誠さんの『おさるの日記』は、最後の3行で思わずそういうことか!と、ニヤリとしてしまった。

 F・R・ストックトンさんの『女か虎か』は、ラストはどうなったか・・・それは、我々読者にゆだねられるのか。う〜む (^^;

 小松 左京さんの『牛の首』は、話の内容をぜひとも聞きたかったが、このオチって・・・確かに怖い話だ(笑)

 そうそう、星 新一さんの『おーい でてこーい』は、以前にタモリさんがストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語」でやってましたね。これも面白い。って4作品書いているじゃんか。

 短編集はあまり読まない方ですが、ちょっと時間が空いたときに読めるから良いですよね。 通勤電車ではなく、ウィスキー飲みながら楽しんでも良いよね。