2022年の1作品目 昨年末から読み始めて先々週くらいには読み終えていたが、何だかんだで記録に残すのが遅れている。もっともいつものことではあるが(^^;
イヤミス作品が好きなのか?って問われるとどうなんだろう。 イヤミスの女王と言われる湊かなえさんの作品を何だかんだと言いながらもそれなりに読んでいるんだからきっと嫌いではないのだろう。 素直に「好き」と書かない回りくどさは何なんだ?(笑)
さて、本書は6人の作家さんによるイヤミス短編集で湊さんの作品は収録されていないものの読んだことのある作家さんもいれば、初めての作家さんもいて今後、どなたの作品を読んでみようかを考えるのに参考になるかも知れないと思って購入した。
『他人の不幸は蜜の味』というのはたまに聞く(決して褒められた表現ではないだろう)が、本書のタイトルは『あなたの不幸は・・・』ってことになっているのがミソかもしれんな(^^;
新津きよみさんの「実家」、乃南アサさんの「祝辞」そして宮部みゆきさんの「おたすけぶち」がイヤミスでも後味が軽め?でよかったかな(笑)
細谷さんの解説を読んだら本書と同時発売された『あなたをに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選』もお薦めらしい。 この2冊で人の心の明と暗を楽しめるらしい。覚えておいて書店で探してみようっと。