Rider Hide の No Guts, No Glory

自由気ままな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りの還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

湊 かなえ (著)『未来』(双葉文庫) 読了

f:id:Rider_Hide:20211017162827j:plain今年の17作品目 先月末には読み終わっていたはずだが、なんだかんだで記録に残すのをサボっていたので忘れぬうちに書いておかねば(^^;

湊さんの作品はデビュー作の『告白』以外にも何冊か読んでいるが残念ながら「告白」以上におぉ!と思える作品には出会っていない。

今回の『未来』は「告白から10年、新たなる代表作の誕生」ってことなので、ぜひとも読んでみようと思って購入。

二人の女の子が深夜の高速バスに乗り、そのうちの一人(10歳の章子)が20年後の自分から手紙。つまり「未来からの手紙」を受け取っていたという描写から話は始まる。

未来の自分から手紙が届くわけがないから、どんな展開になっているのか気になって読み続けるが、章子が手紙をくれた未来の自分に手紙(日記?)を書いているのがかなり続き、正直言ってちょっと読み疲れてきた感もあったが、エピソードⅠ、Ⅱ、Ⅲと読み続けると様々な話の背景が見ててきてどんどん重く(辛く)なっていった。

湊さんがあとがきで「現在進行形で起きていることのほんの一部を切り取ったのです」と書かれているが、私にはしっかり見えていないだけでそうなのかも知れない。 子どもたちが発信する小さなSOSを大人たちがいち早く見つけられるか?ということか。


湊ワールドで心が疲れたので、今は笑えそうな本を選んで読んでます(^^;