これは昨日(5/7)の記録になります。 前々から一度行ってみたいと思っていた『福知山線廃線跡』を妻と散策してきました。
阪急電車で宝塚まで行ってエキマルシェ宝塚で飲み物を調達して、JR福知山線の普通電車に乗り換え、一駅だけ乗車して生瀬駅で下車。
この駅前の道は自転車の有馬街道ライドで走ることは多いが、電車で来るのは初めてです。
廃線跡への案内看板に従って、国道176号沿いを約1.5km歩いて廃線跡の始点に到着。
昨年秋頃だったか、正式に?ハイキングコースとして整備されたニュースを見た記憶があるが、あくまで自己責任の看板が。 まぁ、仕方ないところですかね(^_^;
もう終わり近いのでしょうが、たくさんヤマフジが綺麗に咲いてましたので、あちこち景色を楽しみながら歩きます。 元は鉄道路線ですから、激しいアップダウンに出くわす心配をすることが無いのは気楽で良いですね。
朝方は黄砂の影響で空は霞んでましたが、時間の経過と共に青空になってきて、木々の青葉も綺麗でした。
武庫川の水がもっと澄んでいたらベターなんですけど、それは難しいか。
それにしても、武庫川ってこんなに切り立った岩盤が多いとは知らなかった。
川の水がもう少し澄んでいたら・・・と言ったが、カヌーを楽しんでる人もいました。気温も上がってきてるから気持ち良いだろうね。
透過光で見る新緑のもみじも綺麗です。 紅葉シーズンも良いかな?
さて、ここらで一旦、エネルギー補給しましょう(笑)
ちょっと時間は早いけれども、途中で大型布団かごが積み上がったところに座って弁当タイムにしました。・・・もう少し先まで歩いた展望広場の方が良かったな。 次回はそうしよう。忘れないようにφ(..)メモメモ
今回の飲み物は一口サイズのビールだけです・・・本当か?
さっきの写真では弁当の中身が見えないので、写し直しておくことにするが、飲み物がさっきの写真と変わってるのは何故なんだ?って突っ込まれるかも知れないな。
これは、栄養ドリンクです(爆)
軽めの弁当だったので、もう少し歩いて、再び栄養補給?
展望広場に到着したところで牡蠣とオイルサーデンの缶詰めを温め、パンと一緒に戴きますが、これはワインが必須だった・・・。我が人生最大のミスだ(笑)
さて、ゴール間近です。
せっかくなのでティータイム。
こどもの日は過ぎたが、おやつは“ちまき”です。 お子ちゃまなので(笑)
これだけの記事で終わったら面白くない?ので、記録の意味も含め、もう少し写真を。
まずはトンネルから。 仕事柄、土木構造物はどうしても気になってじっくり見てしまう。と言うより、仕事以上に興味を持ってしっかり観察してたりして(笑)
一番最初に出てきたトンネルは全てをコンクリートで覆工してあるようだ。
二つ目以降のトンネルは側壁が石積みで、アーチは煉瓦構造。その後はそのアーチの煉瓦部分ににモルタル吹き付けたものもあって興味深い。
これは待避エリア?で背面の岩盤が見えたところ。節理はあるものの、岩盤はしっかりしていて硬そうですね。
全体に思っていた以上に湧水は少なく、背面の地質は良さそうですね。
アーチ天端付近のモルタルがはがれ落ちてる所があったので、いつか広がっていくかも?誰か点検するのかなぁ~ モルタルが落ちてきて、散策していた人が怪我したなんてニュースは聞きたくない。
次は鉄橋です。
やっぱり、リベット接合は巧みの技ですね。高力ボルト接合より、見た目の味があるように思う。 ただ、現行の耐震基準に照らし合わせるとヤバイのかな?
トンネルや橋梁の銘板は盗られる前に外したのか、盗まれたのかは知らないが、残っていないのは残念でした。
その他です。
これはコンクリートの土留壁です。 何でこれが気になったのか?と言われると、コンクリート打設時の型枠を工夫して設置年月を入れてあるのですが、私が生まれた年月とひと月違いだったから(^_^;
銘板だったら外されているだろうが、メモリアルだな。 廃線の構造物とは言え、未だにちゃんと役立っている。オレも頑張らねば(笑)
廃線前に備蓄してあった枕木でしょうか。 今となっては自然に返るのを待っているだけか? 他にも色々ありましたが、今回はこのくらいで(^^;
武田尾駅から帰ります。ホームの殆どがトンネル。 特急電車に乗って通過してることはありますが、こうなっていたんだ。
駅のホームから。この水路橋もきっと年代ものですね。
武田尾駅のコンクリート。う〜む、廃線跡にあった1958年のコンクリートの方が表面がしっかりしてるような気がするのは気のせい?
最初の1.2km程がGPSでログが取れてなかったので、全部で約11kmの散歩でした。
今度は紅葉の時期に来てみたい。ちゃんとワインを持って・・・目的はそれか(笑)