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Rider Hide の No Guts, No Glory

自由気ままな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、R1200GS、CARRERA NITRO SL、GIOS PANTO乗りの中年?ライダーです。

貫井 徳郎(著)『愚行録』読了

f:id:Rider_Hide:20170121205146j:plain 今年2冊目の読了記録。 年が明けて数日後、仕事仲間とちょっとだけ?飲んでから帰る途中、ついつい書店へ立ち寄って平積みされた中から映画化される本なら面白いのかな?と思って購入。 

 年が明けてから読むつもりで昨年末に購入済みの歴史小説の三巻モノがあるだろう・・・って話もあるのが、まぁそれはゆっくり読めばいいかってことで、こちらを先の読むことにする。

 だって、映画の公開が2月18日って書いてあるのでそれまでには読み終えておきたいし(^^;

 表紙の「映画化!」と書かれていることだけを見て購入していたので、読み始めてすぐにあれ?、この作風の本を読んだことあるなぁ〜とデジャヴ感満載(^^;

 あれは確か「本の置き場がなく、邪魔になったから家族を殺した」という犯人の知人を取材して行く展開の本だったはず。・・・と思って確認したら『微笑む人』で、作者は今回と同じく貫井さんだった。そりゃ似ててもおかしくないか(笑)

 さて、本書だが巻頭に「幼児虐待で逮捕された母親」の三面記事が載っているのだが、その記事とは全く違う「一家4人惨殺事件」の取材から始まる。

 そして、なぜか取材先が変わる間に挟まれる兄妹の話。

 これらが一体どう繋がるのだろう・・・と思いながら読み進める。 途中で巻頭にあった幼児虐待の三面記事のことは忘れてたが (^^;

 終盤近くの取材で、それ以前に取材された女性が通り魔殺人の被害者になっていて、う〜む、それはどうしてなんだ? 繋がりはあるのか?と興味をそそられて先へ先へと読み進む。

 最後には「なるほど、そう繋がるのか!」と納得。

 『微笑む人』同様に、ルポライターの声?は聞こえず、取材された人だけの話であるし、兄妹の話も妹の声しか聞こえてこない独特の作品だな。 貫井さんの本は『夜想』『微笑む人』についで3冊目だが、今回のが私にとっては一番よかった(判りやすかった)かな。

 この映画化か・・・どんな感じになるのだろうか。
興味はあるが、映画館まで足を運ぶか?と聞かれると、正直言って微妙だな(^^;

 
 惨殺された一家の夫婦を含めて、全てが『愚行』なのか。ある意味怖いかな。

 さて、今度こそ歴史小説へ移ろう。 これと一緒に買った本もあるんだけど(^^;