今年の19作品目 知念さんの作品は『黒猫の小夜曲』と『優しい死神の飼い方』を読んで面白かったのでこれはどうかな。と思って購入。
ただし、この本も職場近くの古本屋さんで調達です・・・このところ古本が続いている(^^;
さて、本書ですが「黒猫の・・・」、「優しい死神の・・・」とは全く違う類い。
広島、長崎につづいて新潟にも原爆が落とされた日本はその後、東西に分断され「ベルリンの壁」同様の壁が日本にもできている設定でそれから70年以上経過した今、少女がとんでもないテロを起こすことに・・・
いくらなんでもテロが上手く行きすぎだろ?ってところもあるが、スピード感があってドンドン読み進められ、まずまず楽しめました。
帯に書かれた「100回騙される!」ってコピーはちょっと大げさな気がしたなぁ〜(笑)