今年の5作品目。今年はペースが早いな・・・・なんて言っていると息切れするかも知れないか(笑)
さて、この本は先日、新聞広告?で見かけて面白そうな気がして是非とも読んでみたい。と思ってすぐに書店で探して購入した。
坂井さんの本は初めて読むと思うが、予想通り面白く、サクサク進んだ。
ネタバレにならない程度に・・・・ 医学部を目指しながらも、それが家族に負担をかけているのでは?と色々と悩んでいる女子高生の真理奈が夏休み中に母方の祖父である晴臣こと“晴じい”にハーレーでさらわれる?
ハーレーのロードキングを軽々乗り回す“晴じい”は、とんでもないワイルドで、まともに家に帰ってこない瘋癲生活をしているんだが、実は若い頃、大学紛争に巻き込まれて東大中退しているが、しっかり気配り・目配りしているじいさんだった。
そして、“晴じい”と一緒に過ごす数日間で祖父母や両親の人生を知って、真理奈の悩みも徐々に解消されていく。
それにしても、真理奈の母親である桃子のキャラクター設定には驚いたというか、笑わされた。
表紙の絵にある“晴じい”は、何となくイメージが違うんけどなぁ〜 (^^ゞ