今年の14作品目 この本は先にアップした「豆の上で眠る」の読了記録と違って、先週末に読み終えたばっかりなので記事にするのをサボっていない範疇です(笑)
そんなことはどうでも良いとして、これも新潮文庫なのでやっぱりお前は「キュンタうちわしおり」が欲しかったんだろう。って言われてしまうか? おっと、これもどうでも良い話の類いだな(笑)
さて、本書に戻ろう。伊予原さんの作品は初めてですが、書店でこのタイトルを見て「月までは約38万kmあるはず」なんて野暮なことは思わないが、どう言う話なんだろう?帯には「気づいたら、泣いていました」とあるし。ってことで購入しました。
6編からなる短編集で登場人物は勿論のこと、場所も富士山,東京,北海道,大阪,つくば,日光白根山と異なって話の関連性もない(最後の特別掌編は少しだけ関連ありとも言えるか?)のですが、いずれのの話も読みやすくてすっ〜と中に入って行くことが出来て泣きこそしませんでしたが(笑)、一話毎読み終えた後は気持ちがホッとしました。
機会があれば、伊予原さんの他の作品も読んでみたいです。