今年の11作品目 いつも読んでいる本とは少々ジャンルが違うんですが、この本は6月8日(火) 会社の昼休みに「ニコンプラザ大阪」まで散歩して、写真展『The North Woods』を拝見した際に購入した本で会場にいらした大竹さんご本人にサインもしていただきました(^^ゞ
大竹さんが自然写真家となる第一歩を踏み出した旅の記録であるこの本を買うか、それとも写真集を買うか悩んだのですが、ギャラリーで迫力ある写真を見たら写真集のサイズではちょっと物足りない気がしたので、どのようにして自然写真家の道を進んだのか知りたかったのでこの本を読ませてもらうことにしました。
基本的に通勤電車内は文庫本派なので、この本は自宅に置いておき、夕食後の時間があるときにちょっとずつ読んでました。 それなりのページ数があるので読み終えるまでに時間が掛かるかな?と思っていましたが、この先どんな展開になっていくのだろう?と知らぬ間に引き込まれました。
こうしたことに憧れてもとても私にはとても真似できないですが、この本を買って良かったです。 機会があればまた写真展を拝見して写真集を買いたいものです。ノースウッズへ行くのは夢のまた夢でしょうね。
最後に本書の中で特に気に入ったところがあったのでちょっと引用させていただきます。
ーーーーー ここから ーーーーー
写真はいわば、とても静かな表現媒体です。・・・(中略)・・・なにが写っているかを読み取ることに始まり、撮られる前やその後がどうなったのかを想像するしてみるのも良いでしょう。・・・(中略)・・・どうやってその被写体と出会ったのか、なにを伝えたくてそんなふうに撮ろうとしたのか、それまでどんな人生を過ごしてきて、これから何を見つめていこうとしているのか。・・・
ーーーーー ここまで ーーーーー
あちこちの写真展を拝見して、正直言って良く分からない写真に出会うこともあります(^^ゞ 上に書かれたようなことを考えながら見るのもひとつなんだなぁ〜