今年も読み終えた本の記録を残しておこう。と言うことで、これが1作品目。
昨年末に購入した本で、森沢さんの作品を読むのは初めてだと思います。 少々ネタバレになりますが、女子中学生の川合春香がいじめにあって不登校になり、母親の杏子が藁にも縋る思いから?怪しげな霊能者に相談したところ洗脳されてしまって不可解な行動を取り始めたところから話は始まる。
出版社に勤める父親の川合淳はさすがに霊能者なんか信じていないので、何とか妻の洗脳を解こうと偶然知り合った心理学者に相談するが、そう簡単には行かない。 それどころか、娘の春香もその霊能者を信じるだけではなく、自らも霊能者になってしまう。
そんな馬鹿な。どうやって話が終わっていくのだろうかと思ったら・・・。さすがにここから先は本当にネタバレになるので省略しますが、うまい展開を考えてありますね。
杏子は賢いリケジョって事になっているが、馬鹿げた行動をしちゃうのかねぇ~ やっぱり、心に弱いところがあると本当に洗脳されちゃうのかな。