今年の27作品目 このところペースダウンしてる感じなので、今年は30冊には届かないか?
さて、本作品ですが、書店の平積みでちょっと気になるタイトルであったと共に帯に「疲れた心にじ~んと沁みる、珠玉の人間ドラマ×絶品グルメ小説集」とあり、単に昼飲みできるお店の紹介本ではないようなのでどんな感じの本かな?と思って購入。
”酒”というキーワードに惹かれたという話もあるかも知れんが、まぁそれはそれでよしとしておこう(笑)
ごくごく一般的なサラリーマンであれば、平日の昼間からお酒ってあまり?ないかも知れないが、最近は「昼飲みできます」って書かれた店も見かけるようになりましたね。
この作品の主人公である犬森祥子は訳あって娘を残して離婚した30代の女性で「夜間の見守り」をというちょっと風変わりな仕事にしているから、ランチタイムが就寝前の夕食ということになっている。
短編が一話ごとに完結しているが話は繋がっているし、どれもおいしいそうな料理とお酒を飲み食いしながらその日(夜)にあった仕事や娘の話が書かれてて面白い。
登場してくるお店は実在しているらしいが、大阪の店が1軒だけというのが残念だなもっと出張して欲しかった(^^;)