今年の10作品目 いつもながらに会社の近くにある古本市場で裏表紙のあらすじを読んで面白いかな?と思って購入。
そのあらすじは「観光中に雨に降られ、雨宿りのためにプレハブ小屋に逃げ込んだ見ず知らずの女性4人が雨上がり後に一緒になって観光を再開したら、胸を包丁で刺された男に遭遇する。 しかし、怖くなって逃げ出し、警察へ通報もせずに見殺しする。 その見殺しにして逃げた罪の意識を背負った妙な連帯感から4人が交換殺人を行う」って感じ。
「ねぇ、あなた、殺したい人います?」、「う~ん、そうね。いるかなぁ~」、「それじゃあ、交換殺人しましょう・・・。」って、普通ありえないだろ。 もっとも、小説なんだからありえないことでいいんだけど(笑)
最初に殺された男の捜査の進展が全く出てこないのは何か変だなぁ~って思っていたら、そういう話の展開にしてあったのか。 まぁ、それはそれでも良いけど、面白く展開する部分と、そうでない部分が混在している感じでどちらかというと全体的には今一つだったかな。 それに、途中の官能小説っぽくなっている部分は話の展開として要るかねぇ~
さて、次は何読もうか。