今年の7作品目 吉村さんの作品は『ビア・ボーイ』を読んだ記憶があるのだがブログの記録に残っていなかったところを見ると記憶ミスかだろうか、それとも勘違い?
それはさておき本書ですが、何となく惹かれるタイトル(それは、お前が酒が好きだから。と言われる?)だったので思わず購入しちゃった。
だって、タイトルにあるとおり、大阪北新地のはずれ「堂島川」に面したカウンターだけのバーという舞台設定となれば、どんなお店か入ってみたくなる(読んでみたくなる)でしょ(笑)
個性豊かな常連客が通うバーでの何気ない会話なんですが、季節を通じた4つの物語が書かれている。
やや薄かった(ハイボールの濃さではなく、本の厚さの話(笑))が、通勤電車の中ではなく、軽く飲みながら一人静かに読んでも良かったな。
ねぇ、マスター。俺にも何か気分が晴れるようなドリンクを一杯作ってよ(笑)