今年の16作品目。 深谷さんの作品を読むのは初めてだと思うが、職場近くの古本屋さんでちょっと風変わりなタイトルに惹かれて購入してみた。
初めて読むので知りませんでしたが、解説を読むと本当の主人公ではない?のかも知れないが、数学者の黒江壮とその妻である美緒が登場するシリーズ作品なんですね。
このシリーズ作品を知らなくても読めましたが、過去の作品を読んでいた方が入りやすいかも知れない。
鉄道を使った時刻表アリバイトリックものと一言で片付ける訳にはいきませんが、終盤になって黒江壮がどんどんトリックを破っていくのはいくらなんでも出来すぎのような気がしたが、どうなんだろう。
タイトルにある“AI(人工知能)”は、アナログ殺人の対比として付けたのでしょうが、本当にこのタイトルにする必要があったのかなぁ〜 正直、ちょっと違和感が・・・