今年14作品目。 この本は妻が先に読んでいた古本ですが「面白かったから読んでみたら?」と私に回ってきました(笑)
せっかく薦められたので未読が2冊ストックしてあるが、最近読んでいた本は私にとってはちょっとハズレ気味が続いていたので、こちらを先に読んでみることにした。
天野さんの作品は初めてなのでどんな感じの本なのか興味もあったしね。
物語のイントロを少し書くと・・・・堂島社長は家族らで祝う誕生日パーティの直前、古いながらも立派な自宅の2階のベランダから落ちて死亡した。 豪邸に居たみんなにはアリバイがあるし、死因からも警察は自殺として処理する。
家族らは自殺理由が考えられないことから釈然としないまま初七日を迎えた日、2件の殺人事件が発生する。
さて、犯人は誰なのか? 本当に堂島社長は自殺だったのか? 続きは読んでくださいね (^^ゞ
豪邸かつ登場人物がやや多めというのは他のミステリーでもありそうだが、誰も憎み合っていないような感じがする点はちょっと違うか。
思ってもみなかった展開で私の犯人予想は大きく外れたが、プロローグとタイトルの「目線」の意味を考えながらしっかり読んでいれば所々に書かれた伏線に気づいて、犯人が分かったかもしれないな・・・。って言いながら、読んでる途中はプロローグもタイトルもすっかり忘れていたんだが(笑)
面白かったがTVドラマ化したら、ラストまで隠されていた?タイトルの意味が映っちゃうからちょっと難しいかな。
それにしても、2階からの飛び降り自殺って考え辛いので、せめて3階建の洋館にすればよかったのでは?