今年の8作品目。 一週間ほど前に読み終えていたが、ちょっとペースダウンかな?
昼休みの散歩を短めで切り上げて職場の近くにある古本屋さんへ立ち寄って、何か面白そうな本はないかなぁ〜と探して、久しぶりの推理モノを選んだ。
堂場さんの作品は過去にも読んだことがあるような気がしていたんですが、記録を調べてみると初めてだったようだ。 似た名前の作家さんと勘違いしているんだろうか。
さて、本書ですが、富山空港で飛行機が墜落し、警視庁の犯罪被害者支援課も応援に駆けつけるところから始まり、その飛行機事故で身元不明だった遺体の身元が判明したところから、大きなミステリーが始まっていく。
登場人物はやや多めかも知れないが、読みやすいし、個人的に富山の地名は懐かしいところもあるし、富山県警との駆け引き、警視庁捜査1課との駆け引きなどなど、引き込まれて、上下2巻モノでしたがページは進んでいきました。
残り少なくなっても、なかなか謎解きが始まらないので、う〜む、どうなっていくの?間に合うの?と期待と心配していたんですが、最後の方はちょっと呆気なかったような気がして残念。
「警視庁犯罪被害者支援課4」となっているので、これより前に3作品あるのでしょうが、残念ながら古本屋さんには無かったので、前作を知らずに読んでも大丈夫かな?と心配したんですが、さほど問題は無かったね。
強いて言えば、主人公である村野が捜査一課から支援課へ移動することになった昔の事故は何なんだろう?ってのは気になったが。
前作を見かけたら、読んでみたいな。 ちなみに「警視庁犯罪被害者支援室」って本当に存在する組織なんですね。知らんかった (^^ゞ