今年の15作品目。 書店で目について、他の本と一緒に購入した。
大手電機企業の「不適切会計処理」発表から始まる。何となく某T社をモデルにしているのかな?という気がしたが、解説でもそう書かれていた。
主人公は警視庁捜査二課の小堀管理官なのか、金融コンサルタントの古賀と考えるのかは読者次第か? もっとも、どっちも主人公であることは間違いないんだが。
小堀管理官が登場する場面は現在で、古賀が登場する場面は過去からどんどん現在へ進んでくる。それが交互に書かれていて、どうなっていくのか興味津々で読み進めた。
最後の小堀と古賀の直接対決は・・・なんてこった。実際の経済界の裏はこうなのかねぇ〜腹立たしい。 WOWOWのドラマを見れば良かったな。
バブル崩壊やリーマンショックなど、私のようなど素人が株式投資で儲けようなんてことは、きっと失敗するから手を出さない方が良いね (^^;