今年になって9作品目の読了。 書店の平積みで白い文字が一杯書かれた文庫本があって、うん、何だ?と手にとって見ると「ジュンク堂書店広島駅前店」の手塚さんの感想による宣伝文らしい。
私が立ち寄ったのはジュンク堂ではなく、紀伊國屋書店だったんですが、まぁそれはいいか(^^;
その宣伝文の最初に「今年はこれが一番面白い本!!」とあるが、手塚さんも書かれているとおり、上下2巻ものを一度に買うのはちょっとチャレンジなんだよなぁ〜って思ったが、黄色の文字で書かれた下巻の「さわや書店フェザン店」の佐々木さんの感想も読んで、結局、一緒に買っちゃった (^^;
太田さんの本は初めて読みましたが、太田さんはドラマ「相棒」の脚本家だったんですね。そして、これが作家としてのデビュー作だったんですね。私はあまり「相棒」は見ないのですが(^^; 有名なのでドラマは一応知ってます。
さて、話を戻して・・・ いやぁ〜、これは上下2巻を一緒に買って正解でした。 やや長編モノなのに、無駄に話を引き伸ばすような所やこの記載は不要でしょって思うところもなく、と言って、説明が足らずにどうして?ってこともなく、次の展開はどうなるんだ?と引き込まれて、先が気になるところばかりでした。
さすが脚本家らしく、読んでいてもその情景が目に浮かび、通勤電車の中で読んでいて、下車駅に到着しても、会社をTel休して、このまま読み続けたいって思うこともしばしば(笑)
それにしても、本当の悪党?は結局、最後まで逃げ切れるのか。小説と言えども、腹立つなぁ〜
太田さんの他の作品を読んでみたいから、まずは「幻夏」を探すか。とりあえず、他に3冊購入してあるので、読むのはその後になってしまうが(^^;