今年5冊作品目の読了 以前に新聞だったか、雑誌だったかは忘れたが、掲載されていたレビューを見て知っていた・・・のは、新潮新書の「妻に捧げた1778話」だったか? (^^ゞ
これは集英社文庫の方なんですが、どう違うのか・・・基になった1778話から選ばれた作品が違うのでしょうね。
実はこれを買うつもりじゃなかった(汗)のですが、目的の本の隣にあって、思わず一緒に買っちゃった。そして、先に読んじゃった(笑)
内容は既に知っている人が多いでしょうが、「奥さんが悪性腫瘍のために余命一年と告げられ、作家である眉村さんは奥さんに毎日気持ちの明るくなるような話を書いて、読んでもらおうと考え、実行した話の総数が、なんと1778話だそうだ」この本にはそのうちの52話が掲載されている。
これだけの数があれば、面白いものもあれば、それほどでもない(ゴメンナサイ)ものもありましたが、これは奥さんに読んでもらうために書かれたものだから、私がどうこう言うものじゃないでしょうね。
作家だったら、毎日書けて当然なんだろうか? 短い話と言えども、きっと大変なんだろう、やっぱりすごいですね。言うまでもなく、奥さんを愛していたんだろうな。
暗い話などは入れずに、奥さんの病気や余命を感じさせるものはないが、さすがに終盤になって、奥さんが自分の力で読めなくなった頃には・・・少々涙を誘いますね。
さて、次はちょっと厚めの上下2巻ものだから、少し時間が掛かるかな?