今年28作品目(31冊目)の読了。 この本はいつものように書店で見つけたのではなく、先日ブックオフへ読み終えて溜まった本を売りに行ったときに偶然見つけて、これは面白いんじゃないか?・・・と思って購入してきたものである。
皆藤さんの作品は初めて読んだと思うが、本当に面白くて、あっという間に読み終えちゃった。 ちょうど、今日の南紀方面出張で電車に乗っている時間も長かったしね。
少しネタバレになるが、訳あって生まれ育った東京から鳥取県の離島へ引っ越した鳥羽家の息子で高校生の“心一”は、亡き祖母が乗っていた赤い自転車(ババチャリ)を蔵で見つけ、やむを得ず、離島での足代わりに乗ってみたら・・・なんと、そのババチャリには祖母の霊が取り憑いていた。
霊が取り憑いていたと言っても、祖母が悪霊になっているわけではなく、心一が念じて力いっぱい漕ぐと奇跡が起きる(笑) これは確かに神様だね。
最後にホロッとさせるが、青春ラブコメディだね。 少しは仕事のストレスも忘れて、気持ちが若返るなぁ〜
このところ、俺も自転車サボっているので乗らねばいかんな (^^ゞ