本の記事が続くが、今年の21作品目(24冊目)
例によって、書店の平積みで帯に書かれた「希望と感動のミステリー第1位」が目について購入。
7話からなる短編集で、もしかしたら連絡短編集かな?とちょっと期待しましたが、繋がりのない話ばかりでした。(第六話に第五話中の情景がほんのちょっと出てくるが)
いずれの話も読みやすくて、先日の横浜出張の新幹線(終電ではなかったが)の中で殆ど読み終えていて、今日も台風の影響による雨で外出できなかったので残っていたところを読んじゃった。
思わずニヤリとする内容(第一話の『化粧ポーチ』、第三話の『スポーツばか』)や、ホロッとさせる内容(第四話の『閉じない鋏』、第七話の『ホームドア』)、そして少しホッとする内容(第二話の『ブレークポイント』)と色々な話があって良かったです。
第五話の『高架下のタツ子』と第六話の『赤い絵の具』は・・・ホッでもなく、ホロッでもない? ・・・どちらかというと、ドキッか? いや、それもちょっと違うか。
タイトルの「終電の神様」…後半は、終電ではなかったが、そんな細かいこと言っちゃダメですね。