今年の25作品目 先月末か今月の初めには読み終わっていたのに、記録に残すのをサボっていた(^^ゞ
もう一冊読み終えている上に、今日の出張帰りに読み終えた本もあるので、さっさと書かなきゃ(笑)
愛川さんの作品は初めてだと思いますが書店の平積みで見かけ、帯に書かれた「バラ色の老後」と「定年後が気になる方に贈るエンタメ小説」に惹かれてつい購入してしまった(笑)
サラリーマンの定年後を描いた内館牧子さんの『終わった人』に近いものかな?と勝手に想像していましたが、これは高校教師の定年後を描いた作品で、退職金をつぎ込んだ自宅のリフォームを頼んだ先が悪徳業者だったり? 期限付きの再雇用だったりでハラハラドキドキを越えて主人公が可哀想になってしまいます。
いくら何でも最後はハッピーエンドだろうと予想し、どうやってそのハッピーエンドに持っていくのか期待して読み進めたんですが、悪徳業者?も含めて想像していなかった展開だったな。
ちょっと無理があるけれど、妻、長男、長女の家族愛も多少は感じられたからまぁいいかな〜
それにしても教員の定年、再雇用制度などが実にリアルで思わず引き込まれました。 もしかして実話に基づく暴露本か?と思ったほどです(笑)