今年の22作品目(25冊目)の読了 う〜む、冗談抜きに本の記事の連続になってきた。 先月の四国マスツーリング以降、土日は雨ばかり(しかも強烈な台風もあり)で自転車にもバイクにも乗れなかったしねぇ〜。
昨日は良い天気でしたが、義母と一緒に食事する予定が入っていたし、朝方に右肩甲骨付近のスジか骨を痛めてしまったのでちょっとバイクはお預けです(涙) このところ、ずっ〜とフィットネスへも行ってないし、身体が硬くなっている感じだ。痛みが引いたら、フィットネスを再開しよう(と思う)。
そんな話はさておき(おいとくのか・・・ダメだなこりゃ)、この本は数冊まとめて購入したうちの1冊です。 写真好きなので、どんな感じの本かな?とちょっと惹かれたものです。
急いで読んでいた訳ではないが、まずまず面白くて読みやすかったので、あっと言う間にページが進んだ。・・・こんな風に書くと、これまでの本が読み辛かったみたいに聞こえます? 決してそんなことはなく、私の読解力の問題かと(笑)
急死した祖父の“伊角公慶”が経営していた「いすみ写真館」を継ぐこととなった孫で駆け出しのカメラマン“伊角 透”が主役。 その透には不思議な力があり、それは祖父公慶からの遺伝だった。
その不思議な力とは『銀塩カメラを裸眼でファインダーを覗くと過去を捉えることができる』と言うもの。メガネやコンタクトレンズを装着しているとその隠れた能力は発揮できない。
ファインダーで見えるだけではなくフイルムにも写り、それも心霊写真のようにぼやけておらずしっかりと写るようだ。 モノクロフイルム限定かな?と思ったが、カラーフイルムでも撮れる(笑)
あり得ない話ですが、楽しめました。 過去を撮っている写真の種類としてはポートレイトじゃないよねって、野暮な突っ込みは止めておきましょう(笑)
透が小学生の頃に祖父からもらったNikon FM2では半年前くらいまでしか遡れず、それ以上古い過去ならライカのM3で撮るって・・・一挙に年代が飛びすぎの気がしないではないが、そこはやっぱりライカの力ですかね(笑)。
作者の周防さんもカメラ好きなのかな? しかも、アナログ派なんだろうか。
私はどうせなら、未来が写せる力が欲しいな。と言っても、過去なら何かが起きた場所が情報としてあるから写しに行けるが、未来は何処へ行って撮れば良いかがわからんから無理か(笑)
今読んでいる本も面白くて既に半分以上読み進めているので、次も本の記事になるのか?