Rider Hide の No Guts, No Glory

マイペースな人生を目指し、バイク,写真,自転車,小説などが好きで、BMW R1200GS、Vespa LX150ie、CARRERA NITRO SL、Tern Surge Pro乗りのOver還暦ライダーです。 写真展には「 Hide.Yamamoto 」のネームで出展していることが多いです

Misty Blue Presents 秋の収穫祭~京都へお越しやす~

 出張や飲み会やらで、ちょっと忙しかったため? 遅れてますが、これは11月12日(日)の日記になります。 
 Misty Blue の ボーカル EMIKOさんから、Misty Blueが主催するライブ『Misty Blue Presents 秋の収穫祭 ~京都へお越しやす~ 』の写真を撮って欲しいとお願いされ、私の拙い腕前で良ければ・・・と言うことで京都の向日市にあるライブカフェ『Second Rooms』へ行ってきました。

 ライブ内容の詳しいことは、以下に貼ったEMIKOさんのBlogをご覧になっていただくとして。

 17時から開場ですが、ちょっとだけ早く到着。

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 撮影スタッフと言うことで、お客さんより一足先に会場に入れました (^^ゞ 

 まずは『Misty Blue』から。 バンドのライブを聴かせてもらうのは、昨年6月の神戸以来です。f:id:Rider_Hide:20171118155534j:plain

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MistyBlue

 以前にも聴いた曲もありましたが全てオリジナル曲で、どの曲も良いですね。 EMIKOさんのお話も面白いし。

 続いて、2組目『あまみつつき』

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あまみつつき

 私のお気に入りの歌の一つでその昔(大昔だな)、レコードも買った懐かしい“みずいろの雨”などが聞けて良かったし、素晴らしい歌唱力でした。

 3組目は『All Blood Types』

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All Blood Types

 ステージゲストとして、キーボーディストの奥本亮さん一家?が入り、パワフルなライブでビックリです。


 トリを飾るのは今回のスペシャルゲストとして、東京から来られたシンガーソングライターの『雨本ふみ』

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雨本ふみ

 歌唱力とギターの演奏も素晴らしいが、話がメチャ面白すぎて大笑いさせてもらいました。 そして、ちょっとドキッとする衣装 (^^ゞ

 あっという間に時間が過ぎて、最後は全ボーカリストによる歌で締めとなりました。

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ボーカルの皆さんでエンディング曲


 そして、出演者全員の集合写真を撮らせていただきました。

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 撮影スタッフということでしたが、色々な音楽でしっかりと楽しませていただきました。

 さて、肝心な写真の方は・・・エミちゃんの気に入ってもらえる作品が撮れただろうか? いつもながら、枚数だけは多いが(笑)

 

妙見山でBBQ

 これは11月11日(土)の日記なのですが、色々と忙しくて?書き込むのが先送りになってしまった。 そんな細かいことは気にせず、いつものように備忘録として残しておこう。

 今年もネット上の仲間と妙見山でバーベキューを楽しんできました。 今回は直前まで雨が心配でどうなることか思いましたが、メンバーの日頃の行いの良さから、朝までに雨が上がって無事に開催できました。

 能勢電鉄妙見口駅に10時30分に全員(今回は残念ながら、7名とちょっと少なめです)集合し、てくてくと歩いて妙見の森ケーブルを目指します。 青空も見られ、路面も乾いておりました。

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 ケーブルで山上へ上がって、少し歩いてバーベキューテラスへ到着。心配した風もなく、気温もちょうど良かった。

f:id:Rider_Hide:20171116211430j:plain 早速、いつもの分担で?食材の準備や炭火をおこして、まずは乾杯。 スケッチ調処理し、さらにソフトフォーカスにしてます。

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 今回はちょっと冷えるかも?と言うことで、ホットワインの準備もされていて、美味しく作っていただきました。いやぁ〜いつもながら、みなさん色々と準備万端ですごいです。

 途中で通り雨がパラッとしましたが、ほんの一瞬で助かりました。

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 何だかんだで、あっと言う間に終了。コーヒーを飲んで後片付けして帰ります。
 今回はさすがにお酒も少なめか? ・・・ って言いながら、7人で9本あれば十分の量かなぁ〜 (^^ゞ

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 いつものように、ご機嫌な酔っ払い集団で?ケーブルの山上駅へ。

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 ケーブルを下りて、妙見口駅へ。駅に着いた頃には暗いですね。

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 最後に集合写真もスケッチ調のソフトフォーカスにしたが、分かる人には誰だか分かってしまうか(笑)

 今年も楽しかった。 さて、次は5月か。

 





nikoさんのライブへ

 11月10日(金)の記事になりますが、備忘録として書いておこう。 nikoさんのライブを楽しみに、大阪本町のグラバー邸へ行ってきました。 

 nikoさんのライブは神戸で聴く機会が多く、グラバー邸は初めてでしたが、非常に良かったです。

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 Old Parrのハイボール (^^ゞ

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 Happy Birthdayも歌っていただき、元気をもらいました。(偶然? 11月のライブへ行くことが多くて、今までにも歌っていただき、これが3回目くらいかな)

f:id:Rider_Hide:20171112151147j:plain お店のサプライズでケーキが出てきてビックリ (⌒∇⌒) ありがとうございました。
 また、聴きに行かせていただきます


 

 

山本 巧次(著)『阪堺電車177号の追憶 』読了

f:id:Rider_Hide:20171106204211j:plain 今年の23作品目(26冊目)の読了 この本もまとめて購入した一冊です。

 私は鉄チャンではないが、阪堺電車(正式会社名は「阪堺電気軌道(株)」)は見たこともあるし、2〜3回だと思うが乗ったことはある。(大阪北部に住んでいると乗る機会は少ないっす)

 一番の想い出は、まだインターネットは世の中に無く?(あったとしても一般には知られていない)、“オタク”(既に死語か?)による“パソコン通信”(やはりこれも死語?)が流行っていた頃、写真好き・パソコン好きのメンバーで電車を貸し切った「チンチン電車オフ」を行ったのはこの路線だったんじゃないかなぁ〜

 そのオフで貸し切った車両もイベント用の古っぽい電車だったから、本書の主役である「モ161形電車」だったのだろうか? それとも、この時も車庫で寝ていたのだろうか?(笑) 

 さて、本書はその「モ161形電車」の「177号」が引退する前に、想い出を語る感じの短編集です。
 確かに85年もの歴史があれば、新車の頃、戦時中の頃、高度経済成時代、オイルショックの頃、バブル崩壊の頃、鉄道写真ブームの頃等々、177号も色々と話したい想い出はあるだろうね。本当はもっと色々な事件?があったんだろうと思う。

 いずれの話も実際にあっても不思議じゃない?話ですが、内容に偏りはなく、面白いストーリーでライトミステリー的に楽しめることもあって、あっという間に読み終えてしまった。
 それぞれ関連のない短編集なのか?と思ったが、登場人物に繋がりがあったりで上手く作り上げられていました。

 もう少し、177号が話すところが多いかと思いましたが、まぁ、それはエピローグで楽しめたからいいかな。 それは、ちょっと涙を誘うかも?(笑)

 鉄チャンでなくても、日本で多く見られた路面電車・・・と言うより、“チンチン電車”と呼びたいですが、どんどん消えてしまって、ちょっと残念です。

 さて、まとめて購入した本も残すところあと一冊なので、年内に読み終えるのは確定だな。

 

 

一年ぶりに山辺の道へ

f:id:Rider_Hide:20171105204413j:plain ちょうど一年前の昨日、奈良の『山辺の道』を初めて散策したが、さすがに16kmもの距離を1日で歩くのは大変なので途中で終わっていた。
 
 いつか残りを歩こうと思いながらも、先延ばしになっていたが、今日は昨年より気温は少し低いかも知れないが、天気は良さそうな予報だったので残りの山辺の道を歩こう。 そして、昨年食べ損ねた『三輪そうめん』を食べよう!と思って出かけました。

 昨年はJR三輪駅から北上しましたが、今回は天理駅から南下するルートにしました。それにしても、天理駅から山辺の道へたどり着くまでが長いな。 天理商店街もかなりの長さ(長さ日本一と言われる天神橋商店街ほどではないが)でビックリした。

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石上神宮にて
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昨年同様あちこちで“柿”が売られてます。 今年はちゃんと『三輪そうめん』を堪能

 本当はJR三輪駅近くで食べたかったが、それはまたの機会にするか。 温かい煮麺を食べるつもりで出かけたのだが、歩いたらそれなりに身体が温まって、冷たいそうめんセットを注文しちゃった(笑)

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秋の風景を楽しみながら歩きます
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ついつい、秋の景色で足が止まります

 あちこち柿だらけですね。じっくりと写真撮影にも来たいが、ベストポイントはどこなんだろう。

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この時期に咲く“桜”なんだろうか?
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今年もここで小休止(^^ゞ

 今年も『卑弥呼庵』で“和コーヒー”を飲みながら一休みして、JR柳本へ歩いて本日の散策は無事終了。
 風もなく、陽が当たるところを歩いていたら、身体が温まるのでアウターを脱いで歩いてちょうど良いくらいでした。



 本日の散策距離:約12.3km

f:id:Rider_Hide:20171105214706p:plain GARMINのForeAthlete 235Jの記録を信じれば、朝起きてからから現在までで23,771歩だから良く歩いたな。

 明日、天気が良くても昼休みの散歩は省略しても良いかなぁ〜(^^ゞ 


 昨年のコースと一部ラップしていることはわかっていたが、昨年が約11.6kmなので、今年の方が距離は長い。
 何となく、昨年の方が長くて疲れた感じがしたんだが。

 また、機会があれば、三輪駅近くへそうめんを食べに来たいものだ。 今度こそ煮麺にしようと思うが、ここまで来るだけで時間が掛かるんだよな(笑)





 

周防 ツカサ(著)「いすみ写真館の想い出ポートレイト 」読了

f:id:Rider_Hide:20171103205320j:plain 今年の22作品目(25冊目)の読了  う〜む、冗談抜きに本の記事の連続になってきた。 先月の四国マスツーリング以降、土日は雨ばかり(しかも強烈な台風もあり)で自転車にもバイクにも乗れなかったしねぇ〜。

 昨日は良い天気でしたが、義母と一緒に食事する予定が入っていたし、朝方に右肩甲骨付近のスジか骨を痛めてしまったのでちょっとバイクはお預けです(涙)  このところ、ずっ〜とフィットネスへも行ってないし、身体が硬くなっている感じだ。痛みが引いたら、フィットネスを再開しよう(と思う)。

 そんな話はさておき(おいとくのか・・・ダメだなこりゃ)、この本は数冊まとめて購入したうちの1冊です。 写真好きなので、どんな感じの本かな?とちょっと惹かれたものです。

 急いで読んでいた訳ではないが、まずまず面白くて読みやすかったので、あっと言う間にページが進んだ。・・・こんな風に書くと、これまでの本が読み辛かったみたいに聞こえます? 決してそんなことはなく、私の読解力の問題かと(笑)


 急死した祖父の“伊角公慶”が経営していた「いすみ写真館」を継ぐこととなった孫で駆け出しのカメラマン“伊角 透”が主役。 その透には不思議な力があり、それは祖父公慶からの遺伝だった。

 その不思議な力とは『銀塩カメラを裸眼でファインダーを覗くと過去を捉えることができる』と言うもの。メガネやコンタクトレンズを装着しているとその隠れた能力は発揮できない。
 ファインダーで見えるだけではなくフイルムにも写り、それも心霊写真のようにぼやけておらずしっかりと写るようだ。 モノクロフイルム限定かな?と思ったが、カラーフイルムでも撮れる(笑)

 あり得ない話ですが、楽しめました。 過去を撮っている写真の種類としてはポートレイトじゃないよねって、野暮な突っ込みは止めておきましょう(笑)

 透が小学生の頃に祖父からもらったNikon FM2では半年前くらいまでしか遡れず、それ以上古い過去ならライカのM3で撮るって・・・一挙に年代が飛びすぎの気がしないではないが、そこはやっぱりライカの力ですかね(笑)。

 作者の周防さんもカメラ好きなのかな? しかも、アナログ派なんだろうか。

 私はどうせなら、未来が写せる力が欲しいな。と言っても、過去なら何かが起きた場所が情報としてあるから写しに行けるが、未来は何処へ行って撮れば良いかがわからんから無理か(笑)

 今読んでいる本も面白くて既に半分以上読み進めているので、次も本の記事になるのか?


阿川 大樹(著)『終電の神様』読了

f:id:Rider_Hide:20171029210544j:plain 本の記事が続くが、今年の21作品目(24冊目)
 例によって、書店の平積みで帯に書かれた「希望と感動のミステリー第1位」が目について購入。

 7話からなる短編集で、もしかしたら連絡短編集かな?とちょっと期待しましたが、繋がりのない話ばかりでした。(第六話に第五話中の情景がほんのちょっと出てくるが)

 いずれの話も読みやすくて、先日の横浜出張の新幹線(終電ではなかったが)の中で殆ど読み終えていて、今日も台風の影響による雨で外出できなかったので残っていたところを読んじゃった。

 思わずニヤリとする内容(第一話の『化粧ポーチ』、第三話の『スポーツばか』)や、ホロッとさせる内容(第四話の『閉じない鋏』、第七話の『ホームドア』)、そして少しホッとする内容(第二話の『ブレークポイント』)と色々な話があって良かったです。

 第五話の『高架下のタツ子』と第六話の『赤い絵の具』は・・・ホッでもなく、ホロッでもない? ・・・どちらかというと、ドキッか? いや、それもちょっと違うか。

 タイトルの「終電の神様」…後半は、終電ではなかったが、そんな細かいこと言っちゃダメですね。



木犀 あこ(著)『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』読了

f:id:Rider_Hide:20171028204010j:plain 今年の20作品目(23冊目)です。 もうすぐ11月になると言うのにやっと23冊ってやっぱり少ないか。

 書店で何だか変わったタイトルの本(パッと見たときは「奇奇奇譚編集部」しか見えていませんでした)が、手にとってみたら「ホラー作家はおばけが怖い」と続いていた。

 帯に書かれた「期待度満点!!」や「究極のホラー小説を目指す!」が目につき、最下段には「第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞」とあるので、久々に?ホラー作品を読んでみようかと購入。 いつもながら帯に書かれた文字についつい釣られている気もしないではない(笑)

 さて、本書ですが「幽霊のコンテクスト」と「逆さ霊の怪」の2編が納められている。
 最初の「幽霊のコンテクスト」は、霊が見える恐がりのホラー作家の“熊野(ゆや)”と怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者で熊野とは正反対で霊に対して無敵?というか、霊の方が怖がる“善知鳥(うとう)”が噂になっている心霊スポットをいくつか取材をすると、噂通りの霊がちゃんと現れる。(もちろん、見えているのは怖がっている熊野一人だけだが)
 そして、現れる霊には共通点があることに気づいて話は進み、霊が何かを伝えたいってことではないか?と気づいて謎解きが始まる。・・・続きは読んでのお楽しみってことで。

 これもホラー小説の分野なのかなぁ~?。広い意味ではそうかも知れないが、帯にあったような「究極のホラー小説」っていうのは、ちょっと首をかしげるが、まぁいいか。
 それと、カバーの絵は私が思い浮かべる2人のイメージと違うんだが、それもまぁいいか(笑)

 「逆さ霊の怪」は「幽霊のコンテクスト」のプロローグ的な話になっているんだが、これは確かに後から読ませるのが良いですね。

  ほんのちょっとだけ?飲んで帰る時に書店へ立ち寄った時に、これ以外の文庫本も含めて一度に数冊買っていたから、他のも早く読まねばいかんな。この速度でははたして年内に読み終えることができるだろうか?(^^;


荻原 浩(著)『二千七百の夏と冬』読了

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 今年の19作品目(21、22冊目)の読了・・・と言いながら、例によって?読み終えてからかなり時間が経過してしまったが、記録として残しておこう。

 荻原さんの作品は色々読んでいてハズレがなかったので書店の平積みで見かけて、上・下巻共一緒に購入したが、予想していた内容とはちょっと違いました(^^; とは言え、こうした作品も悪くはないかな。

 少しネタバレになりますが、イントロは2011年の夏、ダム建設現場でまだ若い男性の縄文人とみられる骨が発掘された場面から始まり、この物語のメイン舞台である2700年前の縄文時代の少年の話へ飛んでいく。

 その後、話は現代と2700年前を行ったり来たり(ほとんどは2700年前です)しますが、先に発掘された縄文人の横で弥生人の若い女性とみられる人骨が発掘される。
 しかも、縄文人に向きあって手を繋いでいたとみられる形で発掘されると共に、縄文人のそばには稲のようなものが見つかった。

 縄文時代弥生時代・・・小学校か中学校の歴史の授業で習ってはいるが、土器の違いと縄文→弥生といった順番くらいは覚えているものの、それ以上の記憶は定かでなかったが、この本を読んでそう言えば「稲作は弥生時代からだったか」と一つ勉強になりました(笑)

 カレンダー上のある日を境にして「ハイ、今日から弥生時代です」なんてことはない(と言うか、元号などによる時代名ではなく、現代人が区分するために名づけだけなんでしょ?)から、この物語のように縄文人の男性と弥生人の女性が同じ時期に生まれ育ち、恋に落ちても不思議ではないでしょうね。

 縄文人は「狩猟民族」で弥生人は「畜産・農耕民族」だったとも言えるのでしょうか? それはある意味、かなりの異文化なんでしょうね。

 若き縄文人ウルクは訳あって、暮らしていた村を自ら出て行かなければならなくなり、やがて弥生人の集落へたどり着くが、そこでは縄文人にはなかった差別を受けると共に、縄文人同士にはなかった人間対人間の争い(殺し合い)があることを知っていく。 しかし、そんな中で弥生人の若き女性カヒィと恋に落ち、やがて・・・おっと、ここまでにしておきましょう(笑)

 現代部分に登場するのは、古人骨発掘を取材する若き女性新聞記者と彼女が過去に付き合っていた紛争地を取材する男性カメラマンとの恋や、その男性カメラマンは日本人ではないために受ける偏見などが絡んでいるあたりは、今でも続く差別や争いごとに対して荻原さんは一石を投じているのだろうか。

 それにしても荻原さんって、本当に色々な作品を作るんだなぁ〜と今頃になって思う次第でした (^^ゞ
 登場してくる狩りの獲物などの呼び名が現代と違うのは・・・読む上ではちょっと取っつきにくいが、その方がリアリティがあるかも?

 さて、別の本も読み終えたので、書かねばならない?が、また後日(笑)

 

秋雨前線に負けず、四国へマスツーリング

 昨日・一昨日の日記になりますが、久しぶりに仕事仲間で1泊2日のツーリングに出かけました。 泊まりのツーリングはこれが3回目で参加者9人というのは、過去最大だと思うが、今回は生憎の天気になってしまった。
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 トップの写真は来島海峡が見える「亀老山展望公園」にて

 さて、行き先は四国です。色々と行きたいところの希望は多かったが、さすがに1泊2日では四国一周はできないので、尾道からしまなみ海道を南下し、道後温泉に泊まって四国の北側を走って帰ってくるコースとした。

10月14日(土)
 中国道西宮名塩SAに8時集合の8時30分出発予定で、名古屋方面から駆けつけてくるメンバーもいて、なんと4時に家を出たとのこと。タフさに頭が下がります。

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 思ったより冷えるかな。冬用のアンダーウェアを着用してきて正解だった感じ。ここで8台が集合しますが、渋滞に阻まれて集合時刻にやや遅れてきたメンバーもいるものの、珍しく?予定時刻に出発できました。

 ここはまだ雨が降ってないが、どこまで持つか雨雲レーダー予測画面とにらめっこして、私は第二集合ポイントの龍野西SAまでは防寒服代わりにカッパの下だけ履いて走ることにした。

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 龍野西SAで 全員揃い9台になった。今回は我がGSの他にハーレーが2台、HONDAが2台、kawasakiが4台とkawasaki勢が強いか(笑)

 さて、龍野西SAを出発して、次は福山SAまでノンストップで走って昼食予定だが、雨は降るのか? 雨雲レーダーの予測を見てると、岡山を過ぎた辺りで一時的にパラパラ来そうな気配はあるが、そんなに強くないかなぁ〜って気がしたので、ここまでと同様にカッパは下だけ履いておく。 上着は年季が入っているものの、一応はゴアテックスのウエアなので少しくらいの雨なら大丈夫だろうと思ってスタート。

 予想した通り、途中からがパラつきだしたが、強さは予想(と言うより期待)を裏切って、やや強め。 他のメンバーはカッパを着ていた者も多かったし、このまま行っちゃうか?と思ったが、上がらぬ気温で身体が冷えてきて、龍野西SAで飲んだお茶を放出したくなってきて、道口PA(だったと思う)で臨時停止(笑)

 トイレ休憩していた間に、雨は弱くなってきて、空の明るさも回復気味だったが、念のためカッパを着用。この方が冷えないし・・・防寒服代わりになっている(笑)

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 やはり、カッパを着たら弱くなった雨の中、福山SAへ予定通りの時刻で到着。

f:id:Rider_Hide:20171015225004j:plain ランチは何を食べようか迷ったが、私は「尾道ラーメンセット」を選択してみた。 かなり味が濃くて、さすがにスープを全部は飲めなかった (^^;


  福山西ICで山陽道を下りて、しまなみ海道へ。 目指すは大三島の『大山祇神社』です。 私は以前、自転車仲間で一度来ていますけど、メンバーはバイクはもちろん、仕事でもヘルメットのお世話になっているので、ヘルメットのお守りがあるここへ連れてきました。 

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 私もお守りを三つ購入。なんで、そんなに要るんだ?ってか。 以前、来たときは自転車のヘルメットに貼り付けましたが、バイク用のは買わなかったので、まずバイク用に1個。
 そして、GSの後ろに乗る妻のヘルメットもそろそろ新調しなくては。と思っているのでもう1個、最後の1個は自転車用のヘルメットも替えたいなと思っているので、その時には新しいのを貼りたいので合計3個です(^^;


 大山祇神社を後にして、大島の亀老山へ向かいます。

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 自転車では厳しい坂もバイクなら楽々上れるので、天気は今ひとつですがやってきました。 雨は殆ど感じない程度で、西の方には青空も見えました。天気予報は午後の方が雨マークだったのに、良い方にハズレてくれてます。 明日もこれくらいだと嬉しいんだが・・・

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 顔出しNGって人は居るか居ないか分からんが、生写真ではなく、スケッチ風にした写真を貼っておきましょう。知っている人が見れば分かるが(笑)

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 気温も上昇してきた?から、来島海峡SAでは知らぬ間に全員がソフトクリームが美味しくいただいておりました。
 ここから宿まで下道を使っても小一時間。雨雲レーダーを見ると何となく大丈夫っぽいので、私はカッパの上を脱ぐことにした。

 予想通り雨には降られず、そして予定通りの17時には宿へ無事到着。最後の最後でちょっと入る道を迷ったが。
 今宵の宿は「KKR道後ゆずき」です。私たちは国家公務員ではないから、会員価格では泊まれませんが、中々良さそうです。フロントの人も親切でした。

f:id:Rider_Hide:20171015225321j:plain チェックインして、早速温泉に入って夕食です。
 
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 夕食を済ませた後は、歩いて道後温泉本館へ。 そして、メンバーの豪快なイビキに耐えながら(笑)朝を迎えます。

10月15日(日)
 翌朝、目覚めると雨は・・・予報的中でしっかり降ってます( ̄0 ̄) 予報が外れて欲しかったが残念。せめて、昨日くらいの雨だったら良かったんだが、そんな感じの空じゃないなぁ〜f:id:Rider_Hide:20171015225331j:plain
 天気のことは諦めて、とりあえず朝風呂に入って朝食をいただきます。

 予定通り9時には宿を出発して、松山道へ川内ICから入ります。 

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 松山道へ入ってすぐですが、石鎚山SAでトイレ休憩。 雨はまったく止む気配は見せずにしっかりと降り続きます。

 高松道に入って豊浜SAで休憩して、雨なのでどうするか悩んだが、折角なので予定通り見学目的の『豊稔池』を目指します。

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 私が一度来てみたいと思っていて選定したポイントですが、やはり、青空だったら映えるだろうなぁ〜と思ってしまいますね。

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 ここでの集合写真もスケッチ風のものにしておきましょう(^^;

 この近辺で本場の「讃岐うどん」を食べるつもりでしたが、高速を下りてここまで来る途中にあったうどん屋さんは“本日定休日”の看板が。。。 探せば他にもお店はあると思ったが、濡れたカッパ姿での入店は難しいかも?と諦め、再び高松道へ入って与島PAで食事をすることに変更します。

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 坂出から瀬戸大橋を渡りますが、風速9mの電光表示が。。。 ヒェ〜 それなりに重量のあるGSと言えども、風にあおられてしまうので少々ビビりながら走ります。
 思わずハンドルを握る手に力が入り、クルーズコントロールはオフにして、ギヤも一段低めにして進みました。

 与島PAで何とか「讃岐うどん」を食べることができ、一応は今回の四国ツーリングは計画された全ての目的が達成?できました。(もっとも、大阪でも見かけそうな、営業スタイルのうどん屋さんでしたが)

 与島から本州へ渡る橋の方が風が強くて、一段と怖くて速度もさらに抑えて走りましたが、何とか無事に本州へ上陸(笑) 風がなくなると、再びクルーズコントロールを使って楽ちんな走りをさせてもらいます。
 時間的に余裕があったので計画外ですが吉備SAで小休止して、龍野西SAで一人が分かれて帰路につき、残りは8台になります。

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 龍野西SAなら、やはりこれを食べなきゃ・・・ってことで「塩味ソフト」をいただきます。他のメンバーは寒いからパスしてました。美味しいのに(^^;
 GSは以前に乗っていたRT程じゃないにしろ、走行中も風はあまり当たらない上にボクサーエンジンなので?靴も殆ど濡れないし、グリップヒーターをONにしてれば手は温かいですからね。(グリップヒーターもRTの時より強烈なのか? 2段階の強い方だと握っていて熱いくらい)

 西宮名塩あたりで緊急工事がなされているため渋滞しているため、山陽道最後のPAである淡河PAで小休止して解散することにした。
 中国道と合流したらビッシリと詰まっていて、中々進まない。昨日、宿に到着する前に満タンにしたガソリンは入れなくても自宅まで持つ計算だが、パトカーを含めた緊急車両が3台、路側端を抜けて行ったのでこの渋滞中に事故でもおきたのであれば、さらに進まなくなる可能性もあるから、念のため西宮名塩SAに入って、補給しておくことにしたが、暫く走ったら流れはじめた。結局、あの緊急車両は何だったんだ? 反対車線で事故が起きていたので、そのためか?
 結果的にはガソリンは補給しなくても大丈夫だったが、まぁいいや。

 私は17時50分頃に無事帰宅しました。 GSに替えて初の雨中ツーリングそしてGSで高速をこんなに走ったのも初だな。 クルーズコントロールで思っていた以上に楽々高速ツーリングになりました。


 今回の走行距離:約724km  私はこれだけの距離でしたが、名古屋方面から来たは1,200kmくらいだろうし、2日目は木曽まで帰る若者もいて、22時40分頃に帰宅したそうです。いや本当にタフですな〜って、オレとは年が違いすぎるか(笑)

 停滞した秋雨前線下でのツーリングになりましたが、ノントラブルで、全員が無事帰宅できて良かったです。
 
 是非とも晴れた日に豊稔池を見てみたいが、往復で500kmくらいなので頑張れば日帰りツーリングでも何とかなるから、天気予報を見ながら再挑戦してみようか。
 もっとも、そろそろ寒くなるし、興味対象外だろうからタンデマーは「讃岐うどん」だけでは嫌だと言うだろう。ってことは・・・ソロツーか(笑) そうそう、晴れだけではなく、風も弱い日じゃないとダメだな(^^;